延原時行歌集「命輝く」(第2910回)(黄色い曼殊沙華)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2910回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    10月16日

           心躍りての歌五首

 一 我のこの日毎推敲進みゆく一歩一歩に喜びやあり

 二 坦々と往くほどにぞや我が蒙や啓かるること誠嬉しや

 三 なかなかに賢くはやぞ成り難き一寸ずつしか覚醒やなし

 四 原事実悟るためにや「神共」ぞ溢れ来給ひ原受肉成る
   (備考:「原事実悟る」とは、滝沢的主題なり。それへの我が解答なり)

 五 これだけの事判りてや昨夜我心躍りて就寝せりや




昨日は雨の中を地下鉄に乗って三宮から徒歩20分足らずのところにある賀川記念館へ出かけてきました。途中、新生田川のあたりで「黄色い曼殊沙華」を見つけました。「黄色いサクランボ」というのは聞きますが「黄色い曼殊沙華」というのは・・・・。赤と白はよく見かけますが・・・

現在『賀川豊彦著作選集』の第一回配本分の校正と解説の依頼を受けて、連日それに没頭して、ようやく本日その仕事を終えますが、このたび急遽『選集』のなかに三浦清一編集の『賀川豊彦随筆集』が加わることになり、賀川記念館に所蔵されている草稿原稿をお預かりしてきました。

この三浦清一氏の草稿は、光子夫人(石川啄木の妹)と共に働いておられた「神戸愛隣館」で、戦後1946年2月に仕上げていた完成草稿です。

賀川記念館の「語り部」のひとり・大沼智得さんがこれを時間をかけてデータ化され、すでに賀川記念館のHPに公開されているものです。

これを今回の『選集』に刊行していくのには容易ではありません。貴重な労作を刊行して頂けるのはたいへん有難いことです。この著作の解説は、賀川記念館の西義人さんが担当され、わたしは本づくりの助っ人をさせていただきます。当分これに没頭させていただきます。

上は、賀川記念館の写真です。

終りに、その帰り道で撮ったものを収めます。