延原時行歌集「命輝く」(第2903回)(神戸長田・鉄人広場での「琉球祭」)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2903回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    10月9日

           確認の歌五首

 一 今のこの北と米との鍔迫り合ひ渦中生くるに哲学真価

 二 哲学の喜びほどの重要事誠なきとや我確認す

 三 この事実道徳的の権威のや核戦略を吞むと示すや

 四 正にぞやIcan ノーベル平和賞時代の光如実なる如

 五 如何に北核開発に焦るとも地球の民や「何やいまごろ」

 六 オバマ氏や平安ありて平和なる人類(ひと)コア矛盾懺悔友抱く 

   (備考:拙著『平安ありて平和なるー―ホワイトヘッドの平和論、西田哲学、わが短歌神学日記』新潟・考古堂書店、2017年、巻頭歌なり)

  



昨日は秋晴れの一日、長田の鉄人ひろばにおいて恒例の「琉球祭」があり、チャリンコに乗って出かけてきました。

数年前には長田にお住いの「奄美のお祭り」でも出かけたことがありますが「琉球祭」には初参加です。

むかし同志社大学神学部で学んでいたころの沖縄は「本土復帰」の前でしたからパスポートのいる時代で、卒業する前の一時期、卒業後は沖縄の教会で働こうと夢見た時もありました。

沖縄から京都大学で学ばれ、長く大学の教員をしてこられた津波古先生というお方がおられて、現役のころいろいろお世話になりましたが、お若くしてお亡くなりになりました。

今回「琉球祭」に参加して、おきなわ名物「ソーキソバ」と「オリオンビール」をいただきながら、津波古先生とご一緒に楽しんでいるような気持になって、ほっこりいたしました。

沖縄の「歌と踊り」が次々と・・・

ほろ酔い気分でチャリンコに乗ってはだめですが、しまばくのあいだ会場で楽しませてもらって・・・・

帰り道で、むかしゴム工場で働いていた時、最後の仕事場となった「大久ラバー」のあった場所でひとやすみしました。

いまは工場はなくなり「大久ビル」になっていました。この時の社長さんとはいきがあったのか、休憩時間にはよくひろばでキャッチボールのお相手をしたり、仕事中にぎっくり腰になり、長期間ごめいわくをかけたのに、労災の手続きをして支援もしてもらって、大いに助けられました。

ここでのぎっくり腰がなければ、のちの「社会教育課の嘱託」の仕事も、長く働くことになった研究所の創設と裏方の仕事もありませんでした。

あれこれと思い起こしながら「大久ラバー」さんのあった場所で・・・