延原時行歌集「命輝く」(第2881回)(西宮・香櫨園)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2881回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    9月17日

          新現在の喜びの歌十四首

 一 我覚るこの世の誠現実や核以て支配なすや能わず

 二 ただ底に「原受肉」のぞ絶対の矛盾ありてぞ自己同一ぞ

 三 「神共」のロゴス「太初」に内住の矛盾相即なくば命なし

   (備考:これ最深、第一義の「絶対矛盾の自己同一」なり)

 四 この命映してこそや現実や絶対矛盾自己同一ぞ

   (備考:これ現実と底との間、第二義の「絶対矛盾の自己同一」なり。これ底による現実の包摂なり)

 五 北の核実験すれど被爆あり国家的のぞ事業ならずや

   (備考:国家と人民の間に「敵対的矛盾」出づべければなり)

 六 これをしも核文明の傷と言ふただ御友のみ「何ぞ」と叫ぶ

 七 此処にぞや初めて生まる人類的十字架生や死して生くるや

   (備考:これ飛翔、第三義の「絶対矛盾の自己同一」なり)

 八 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す

   (備考:復唱)

 九 汝が笑みや生涯の際溢れてや絶後いや増す御友いませば

   (備考:復唱)

 十 内住や底の底より包摂や而して飛翔いのち三態

 十一 かくしてや核殺するの悲惨をぞ超ゆる命の喜び実る

 十二 原事実「新現在」を産み出しぬ此処に人類喜び絶へず

 十三 オバマ氏や平安ありて平和なる人類(ひと)コア矛盾懺悔友抱く

   (備考:復唱)

 十四 核殺を越ゆる世界や友愛ぞ平安ありて平和なる人類(ひと)




上の写真は、阪神電車「芦屋」駅から雨の六甲を望んだものです。
下は、阪神電車「香櫨園」駅から夙川に沿って通じる素敵な散歩道です。

大型の強い台風の襲来で連休の催しが次々と中止になっています。
昨日の土曜日は、午前中の地元の会議――長期にわたって神戸の部落解放運動を担ってきた神戸人権交流協議会の新たな展開を決定する重要な会議ーーに出席し、午後は「滝沢克己協会関西支部主催<第一回滝沢克己に学ぶ会>」――西宮・香櫨園教会を会場に「私と滝沢克己との出合い」をテーマに語り合う―ーがあり出かけてきました。

地域のまちづくり運動は世代を超えて継続し終わることはありませんが、新しい世代の担い手たちに確かなバトンタッチのできる手立てが不可欠です。頼もしい若者たちが生まれてきていて頼もしいことです。

一方、滝沢克己協会の方も、かつて1968年に延原先生の主宰になる「神戸自立学校」(「人間の原点を求めて)が開校され30年余り継続してきた取り組みにも似て、「滝沢克己に学ぶ会」として新たな展開を見せつつあります。

「神戸自立学校」は毎月の例会を重ねましたが、新しく始まった「学ぶ会」は、次回12月9日、滝沢の著作を取り上げた読書会と忘年会(?)を開催することが決まりました。12月の例会も「西宮・香櫨園教会」が会場になります。阪神電車香櫨園駅から夙川に沿って5分少々、美しい散歩道があります。

台風を心配しましたが、第一回目の例会は、常連の4名と、滝沢協会の事務局長・前田保先生が東京から参加してくださいました。2時から4時過ぎまで、よい学びと交流の時が持てました。

前田先生は今回博多まで足を延ばして「九州支部」の皆さんを訪問される予定でしたが、台風のために急遽変更して東京へ帰っていかれました。

下の写真は、香櫨園教会の玄関前です。