延原時行歌集「命輝く」(第2821回)(ありがとうございます・日野原重明先生)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2821回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    7月19日

          畢生の作成る日の歌八首

 一 英文稿参照も附し完成す畢生の作愚者や成る幸

 二 直ちにや恩師カブほかアゾレスの友垣にぞや送付嬉しや
   (備考:The 11th International Whitehead Conference at The University of Azores, Ponta Delgada, on the Island of S. Miguel, Portugal, July 25-28, 2017.ただし小生は23日に出発、東京一泊。現地では、University of Azoresに近きHotel Matrizに宿泊。Herman Greene, Hans-Ferdinand Angelほかとメール交信、嬉し)

 三 これ程の感動体験又と無し「原受肉」のや福音ひびく
   (備考:"The Proto-factum Immanuel by Takizawa, My New Idea of the Proto-incarnation, and Whitehead's Notion of God As Being 'in’ the World: TWithin the Context of Divine Ecozoics toward a Theology of the Great Friend”の全篇を通じてなり。我に取りては歴史を画する一篇なれば)

 四 英文稿いのち変貌三相を省察せるや基教刷新
   (備考:『ヨハネ』3・16、再考刷新や成る:①世界への神愛(「原受肉」)に基づき、②受肉(十字架)、③終末論(復活永生)の神学成るなり)

 五 恩師のや原事実論我が視点「原受肉」より見へし嬉しや

 六 やがてぞや英文稿や我が大著終章飾るその秋楽し
   (備考:英文拙著『Christology, Buddhist-Christian Dialogue, and Divine Ecozoics:Three Theological Adventures in Process Perspective』これで各章すべて完成す。ドイツの出版社のオファーでこの秋より編集開始。如何に楽しき)

 七 朝夢に聖霊の気ぞ受けし我新世紀へと踏み出せし哉

 八 原事実原受肉のぞ光あり「新現在」を産み出しにけり




瀬戸内の船です。昨日は神戸も少し雲行きが悪くなって寸時ぱらっと雨が降りました。今日も雨は期待できません。

延原先生は上の歌に詠われているように、間近になったポルトガルでの国際会議のご講演草稿も完成し、傘寿を目前にして意気揚々・・・

昨日からずっと新聞・テレビは105歳の天命を存分に生きられた日野原重明重明先生の話題で溢れています。2009年の賀川献身100年記念の折も大変お世話になりました。今年3月には先生の尊父・日野原善輔牧師のことを記した文庫本『賀川豊彦明治学院関西学院同志社』を寄贈させて頂きましたが、先生はそのときお具合がよくないなかをご一読いただいて、ご親切なお葉書を送ってくださいました。
2017年3月10日付けの一枚のお葉書、お宝の一つになりました。有難うございました。

下は、昨日の我が家のベランダです。
今年もヘクソカズラの花が咲き、ムカゴも大きくなってきました。

今年もドクダミをつるして・・・・

終りに、夕食後のぶらり散歩・・・夏の夕方は散歩にかぎります・・・

公園のぶどうも日に日に食べごろに向かっています・・・