延原時行歌集「命輝く」(第2676回)(武庫川女子大学コーラス部第49回定期演奏会)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
1月20日
我が新作二つ黒髪の如燃ゆの歌十二首
一 昨日や我が心のぞ燃ゆるありもう一冊の想いや出でしや
(備考:2月18日記す)
二 原信の駐車場にて愛車のやドア開けんとぞするも開かず
三 雨は降る寒しは寒し人頼みNetzトヨタにTEL通じたり
四 福田氏が急ぎ駆けつけ我がRaumキャビネット開けバッテリチャージ
(備考:福田氏=Netzトヨタ新発田の延原担当なり)
五 そろそろと販売店に着きてぞや整備OK事なきを得る
六 その間にや我が新想や確固たる像刻みゆき一本なれり
七 その夜やベッドの中であれこれと新著構想進みにけりや
(備考:『カール・バルトと滝沢哲学の<あいだ>――祈祷論、キリスト論、アンセルムス論を背景に「インマヌエルの原受肉」の提言』:
第一部 バルト神学における祈祷理解 1. 祈祷のキリスト論 2.ルターにおける祈祷 第二部 ”下からの“キリスト論の新提案 1.アナロギア・アクチオニス 2. アナロギアの問題としてのキリスト論:「Q」と「トマス福音書」の神学的アナロジー論的有意義性に関して 第三部 アンセルムス論 1.カール・バルト『Fides Quaerens Intellectum』における神の存在論的証明の「仏教論的」再解釈 2.滝沢哲学の四景:「我らと共にい在す神」の存在論的証明 第四部 インマヌエルの原事実からインマヌエルの原受肉へ 1.「インマヌエルの原受肉」の発見 2.ホワイトヘッドの「神の原初的本性」(The Primordial Nature of God)の全創造と「共」(〝With”)なる事は「インマヌエルの原受肉」の認知である 3.「インマヌエルの原受肉」の承認の姿が御友、ホワイトヘッドの「神の帰結的本性」(The Consequent Nature of God)である 4.全創造と「共」なる神の省察:鈴木大拙の禅思想における神秘主義の諸相とホワイトヘッド形而上学)
八 この作や哲学神学学界で新機軸をば拓きゆかんぞ
九 それにせよバッテリ騒動渦中にて想の進むや面白かりき
(備考:一瞬の想なりき。事件の中で展開ありき。実に面白きことなり)
十 さらにぞや御友神学変貌論:良寛、ドスト、ホ氏大拙考
十一 これはまた傘寿の年ぞ我が思考黒髪の如照り輝くや
十二 これも皆「インマヌエルの原受肉」その感動のしからしむるや
昨日は、先生から上の歌が届いた後に、御祝詞のメール便を差し上げましたところ、早速次のお便りを拝受いたしました。ご参考までに。
「鳥飼先生
御祝詞賜わり誠に恐縮に存じます。心より厚くお礼申し上げます。今迄『カール・バルトと滝沢哲学の<あいだ>』という題で本を出していないのは、不思議と言えば不思議です。ここで収録していますのは、生涯の時々で一番充実して書けた物ばかりです――日英稿ともに。英文稿は殊に、それ在って米国学会で名を知られるようになった、言わば決め手の論文です。日本ではまだ知られておりません。
ですから、ゆっくり楽しみながら邦訳いたします。この新著の最後は、学問的に一番面白いかもしれません。ホワイトヘッドの神の原初的な本性論は、全創造の「前」ではなく、全創造と「共に」である、という有名な『Process and Reality』 の一節はこの度「インマヌエルの原受肉』を発想するようになって、初めて両者の一致に想到した、面白い箇所です。私にとっては、恵みの瞬間です。
「カール・バルトと滝沢哲学の<あいだ>」を論じて、最後には、「ホワイトヘッドと大拙」を論じるというのも、不思議な妙味です。そうしたことが17日の原信での車の騒動で、一瞬の内に了解されました。面白い経験です。至福と申しましょうか。
今度の新著はまだ順位を出してくれていませんが、アマゾンのいろんな部門で高位に上がっていますので、今に順位を呉れるでしょう。ところが、驚いたのは、今日『宇宙時代の良寛・再説――ホワイトヘッド風の神学と共に』が222,777位に急上昇しました事でして、これは今度の新著に押されたのでしょう。
いずれにしましても、面白いこと続きです。
右、お礼方々
草々不一
IXIA!
延原時行」
昨日は夕刻より阪神電車に乗って「大石駅」まで・・・都賀川に沿って六甲山川に10分ほどぶらり散策して「灘区民ホールー(マリーホール)」へ。上の写真は六甲の山並みと都賀川です。
これまで神戸大学グリークラブなどとのJOINT CONCERTでは、今回出演の「武庫川女子大学コーラス部」の演奏会にたびたび出掛けてきたので、馴染みのコーラス部です。
第49回目の定期演奏会では「ゴスペルアラカルト」「高嶋みどりアカペラコレクション」「女声合唱とピアノのための<くちびるに歌を>より」「僕の記憶のどこかに」の四部構成になる素敵な演奏で魅了させられました。
いつものように舞台を終えた後のロビーでも、この春卒業していく四回生の送別も兼ねた、美しく打ち解けた歌声にも、みな大満足・・・
夜、帰宅して、いま学習中のパワーポイントのひとつに「おでかけアルバム」をつくり第一回にこれを収めて置きました。
本日の写真は「都賀川の景色」などを並べておきます。演奏会が終わったのは日も暮れて・・・
終りに昨日の午前の「ぶらり散歩」から・・・