延原時行歌集「命輝く」(第2556回)(ぶらり「高取山登山」)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2556回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。


    10月22日

           ともあらはれの歌七首

 一 良寛の風が持て来る落ち葉かな誠ホ氏言ふ「ともあらはれ」ぞ
   (備考:ともあらはれ=its Unity of Appearance [AI, 295])
 二 天地の事(じ)因果決すか神意かや焚くほど風の持て来るやこそ
 三 よく見れば一刻ごとに焚く我や風が持て来る落ち葉一体
 四 あたかもや我妻絶後笑み増すに御友岸辺に立ちますや如
 五 原栄御友父にぞ祈りてやともあらはれと輝きにけり
   (備考:『ヨハネ』17・5、熟読参照)
 六 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ
   (備考:復唱)
 七 人我や苦しいままに神共や御友いませば喜悦滾りて







昨日は午後、版画家の岩田健三郎さんが、ただ今連載中の神戸新聞の掲載打ち合わせを終えたあと時間を作っていただいて、長田の喫茶店で新著文庫本の表紙づくりについてお願いをさせていただきました。

岩田さんは数多くの本の装丁を手掛けてこられましたが、このたびの文庫本の表紙は、さてはてどんなものに出来上がりますか・・・、楽しみが増えました。

この打ち合わせのあと帰宅してすぐ、鳥取中部地震があり、我が家の11階も久々の大揺れで、ビックリポン! 長時間にわたって被災地は停電が続いて電話も不通、故郷の兄夫婦や幼馴染の友人たち、そして母教会(倉吉教会)の安否確認が困難でしたが、やっと電話も通じて、みなさんのご無事のお声に接することができました。

夕方には、<「福岡事件」再審運動キャンペーン55年〜「私はわらじがぬがれない」>に取り組んでおられる熊本玉名市の生命山シュヴァイツァー寺住職の古川龍樹師の来訪を受け、いながらにしてそのお働きの現況を知らせていただきました。御両親「古川泰龍・美智子夫妻」の御遺志を受け継いで、途切れることのない全国行脚を進めておられます。明後日は東京の明治学院での公開講座に臨まれるようです。


本日の写真は、一昨日の午前中、久しぶりに高取山登山を楽しんできた折のものを収めて置きます。今回のコースは正規のコースで、ゆっくりと・・・。長田神社で知り合いと落ち合ってから・・・