延原時行歌集「命輝く」(第2516回)(ぶらり「兵庫運河」と「竹田圭右展」)
延原時行歌集「命輝く」(第2516回)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
9月11日
学理時の歌十一首
一 今やこそ学理時(とき)なり我突進宇宙の真理輝きてこそ
二 何故に空自らを空ずると龍樹言ひしや窮極事態
三 恩師此処「原決定の原生起」呼びて名付くや不可逆の底
(備考:『あなたはどこにいるのか』102頁、熟読参照)
四 ホ氏もぞや窮極事態性格付くげにCreativity神秘と言ひし
五 一切を性格づけと成しつつやCreativity何故窮事の性(さが)ぞ
(備考:”Creativity is the universal of universals characterizing ultimate matter of fact,” [PR, 21]この一節にホ氏形而上学の反転かかりおるなり。Creativity絶対に「性格付け」《characerization》なさず、むしろ一切(神も被造物も)自己の「性格付け」となす、とホ氏一貫して主張せしが、例外事象ここに在り:即ち、Creativityは、窮極事態の性格付けなり、と。この反転なにゆえぞ?これホワイトヘッドの有機体の哲学の死角なり、極北なり。その意味や何ぞ?:窮極事態静態(=Creativity:創造性)あらず、動態(=Chreative-activity:創造作用ないし活動)なり、との理法なり。この理法、ホ氏後に『観念の冒険』末尾にて、以下の如く明らめたり:In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295])
六 今やこそ窮極事態動態と喝破せるこそ輝きの秋(とき)
七 宇宙はや窮極事態動態に在ればこそなりビッグバン出づ
八 太初言「神と共」にぞ在ればこそ原生起これ宇宙理由ぞ
(備考:太初言=『ヨハネ』1・1・第一項;「神と共に(pros ton theon)在り」=『ヨハネ』1・1・第二項、熟読参照)
九 遂にぞやオバマ哀悼スピーチや窮極理法尊びてこそ
十 それでこそ人類(ひと)の核コア矛盾をぞ懺悔切々広島悔悟
十一 北の衆かかる学理を知らずして核実験す命法無視や
昨日は、求めるものがあって自転車に乗って「兵庫運河」方面へ…船の乗って遊ぶ人たちに見惚れて・・・ゆらゆら揺れている「くらげ」を見つけたり・・・
すぐ近くにあるサッカー場の「なんじゃもんじゃ」のところへ・・・、いま小さな実をつけていました。
買い物を済ませて、近くの海鮮どんぶりの美味しい名物食堂に立ち寄ってお昼ご飯・・・全国の地酒が格安で・・・(このたびは、ただ見るだけ・・・)
ここからさらに海に近い「兵庫運河」の大橋のあたりから、お目当ての「画廊喫茶:パープレイ」を探して・・・
最近お知り合いになった画家・武田圭右さんの個展「竹田圭右展」(9月30日まで)の案内をいただいたので、地図を片手にうろうろと・・・なかなか味のある「下町の画廊喫茶」で、この喫茶に似合う小品を選んだ名作が展示されていました。
美味のお茶をいただきながら、ゆっくりとお店の方との語らいを楽しんで・・・日展に出展された作品などもありましたが、ここでは特に気に入った数点だけをUPさせていただきます。
この画廊喫茶では、身近なフォークアートを次々と展示しておられるようです・・・
この場所は、「まちづくり」で有名な「長田・真野地区」で、真野小学校や朝鮮学校があります。
帰路、ちょっと「梅香ヶ公園」にも立ち寄りました。ここには「のうぜんかずら」の花が咲いていました。