延原時行歌集「命輝く」(第2484回)(「安心・しあわせネットワーク」定期総会と「地域人権シンポ」)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2484回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。


    8月8日

          ポスト核時代の歌十二首

 一 ポスト核時代の原理ありとせば神エコゾイクス正にそれなり
   (備考:我英文論文にて「神エコゾイックス(エコ生命学)」闡明せり:"The Problem of the Two Ultimates and the Proposal of an Ecozoics of the Deity, “ in: Roland Faber and Santiago Slabodsky, Living Traditions and Universal Conviviality: Prospects and Challenges for Peace in Multireligious Communities (Landham, Boulder, New York, London: Lexington Books, 2016); and “Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics,” Open Theology 2015; 1: 494-511.両稿とも、およそ核体制など凌駕せる宇宙エコ神世界の闡明これ努めたり)
 二 一切を滅ぼし尽くし己れのみ勝ち誇る核救ひ無き世ぞ
   (備考:6日夜、広島市で記者会見した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳事務局長(84)は「ヒロシマナガサキ被爆者が訴える「核兵器廃絶国際署名」に期待を込める。『新潟日報』7日六面、参照)
 三 何故それに基教絶対主義加担「獣を撃て」とぞト氏号びしや
 四 もしもぞや命滅して不滅なら核脅威なし一切やなし
   (備考:ホ氏も言へり:”We perish AND are immortal.” [PR, 351, 82]これ全体的生命の形而上学的記述なり。核体制、いかに恐るべきとは言ふものの、全体的生命にいささかも影響せずとは、ホ氏形而上学と我妻の絶後笑み増しに学ぶ我が確信なり。この確信ありてこそ、全体的生命への喜悦あるなり。全体的生命とは、「復活の歓び」のことなり)
 五 空エコに御神至誠におはす故「汝至誠なれ」御友のたまふ
   (備考:『マタイ』5・48、熟読参照)
 六 至誠こそ命なりけり而してや「至誠なれ」こそ命法なるや
 七 人々や一切語ることなきも被爆者滅し不滅ぞ命
 八 命とは神エコゾイクスの理法なり核悪超えて命脈々
 九 核悪を超えて命ぞあればこそオバマ氏森氏哀悼捧ぐ
   (備考:5月27日広島平和公園平和記念碑前にてなり)
 十 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱。この一首、幾千もの我が歌の内最重要なり。恩師言はるる「原事実」(『ヨハネ』1・1・第一項に言ふ「太初のロゴス」)にさらに底(『ヨハネ』1・1・第二項に言ふ「神と共に在すロゴス」)在りて天父に我ら一切包みて飛翔なし給ふこと、神秘中の神秘、キリスト教の秘儀中の秘儀、宇宙人生の極北なり。これ御友の最奥なり。『ヨハネ』17・24、熟読参照。御友の最奥、御父への我ら一切包みての御運びなり。我「大乗基督教」と呼称なすなり。これなくば、宇宙に救済なし。これ在る故に、いかに核体制あるも、宇宙に救済在り。そのこと多くの基督信徒信ぜざるは、我に取りて信じがたき事なり。それ、「単なる望み」にしかすぎぬ(復活抜きの)信仰(『第一コリント』15・19)なり。「単なる望み」とは、この世にての「聊か高尚なる人生観」と言ふほどの意味なり。その前提、この世そのものは絶対に変わらぬとの頑固なる「迷信」なり。これ、誠に遺憾なる事に、「宇宙人生の大変貌即ち復活」を知らぬなり。それ故に、使徒パウロ「単なる」望みと言ひしなり。真の望み、宇宙人生そのものの大変貌即ち復活を信ずる事、なり。我妻の絶後笑み増し、命の際の「最高の仕合せと我への感謝」と「絶後笑み増し」の切れ目なき笑み、復活の妙なる証言なり。拙著『復活の省察・前巻――妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』(新潟・考古堂書店、2014年10月刊)、参照。だんだんにこの書復活証言の古典となりつつある如くなり)
 十一 我妻の絶後笑み増し見し我やポスト核への開眼やあり
 十二 ポスト核新時代への飛翔こそ平安ありて平和なる道





「イチロウ―3000本安打達成」のビッグ・ニュースが躍っています。

昨日は「兵庫勤労市民センター」において二つの会議――午前中は神戸人権交流協議会「安心・しあわせネットワーク」の定期総会、午後は「地域人権シンポー」――があって、出かけました。

会場となった市民センターは、これまであまり利用しなかった場所で、センター内にある絵画や彫刻作品をいくつか撮りました。兵庫駅前の便利な場所で、体育施設もあり学習教室など大変賑わっていました。

午前中の定期総会では、若い担い手たちが加わってきたことから、2年後には現行の「地域人権交流協議会」を解散して「安心・しあわせネットワーク」をいっそう豊かに進展する方針を確かめ合い、午後の私たちの主催する緊急公開シンポに臨みました。

今朝の神戸新聞にも報道されましたが、会場は満席で、日弁連の副会長や人権擁護委員長など務め、長年にわたって神戸の人権活動に活躍されている藤原精吾弁護士の基調講演と井上義治(兵障協事務局長)森元憲昭(神戸人権交流代表幹事)報告を受けて、意義深いシンポジウムになりました。

閉会後、長く神戸で歩みを共にしてきた親しい友人のお誘いを受けて、近くの飯屋でビールやイモ焼酎など・・・・たまには、このような時もわるくありません・・・・。

帰路夕刻、美しい夕焼けを眺め、三日月を見上げながら、今年初めて「ツクツクホーシ」の鳴き声に聴き入りました。

以下、飯屋にある絵画一枚と夕焼けと三日月、そして猫三匹と・・・