延原時行歌集「命輝く」(第2337回)(ぶらり散歩――ミモザ・アンズ・マンサクなど)
延原時行歌集「命輝く」(第2337回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(243−4)いよいよやの歌、葡萄パンの歌、さちの歌、幸ひはの歌、延原信子生涯完成の歌、実にの歌、飛翔の歌、歓びぞこれの歌、深夜我の歌、時と言ふものの歌、生死心の歌、主の羊飼ひの歌、笑む妻の体の歌(2016年2月11日〜20日)
2月14日
実にの歌十四首
一 我に妻皆やって呉れると謝せしとき人生論の合致ありたり
二 最高に幸せとぞや言ひしとき無智の智こそや輝きたるも
三 我何のいさおし無きを御国のや恵みに浴す如何に嬉しき
四 この恵み今わの際の喜びよ死してぞ何故に絶ゆるものかは
五 かくてぞや我妻切れ目なき笑みぞ零るる幸や飛翔御友と
六 人死して飛翔ありとは御友まし天父の許に運ばるる幸
七 ありありと御父にそそぐ笑みやあり我妻飛翔御友ともにぞ
八 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
(備考:復唱)
九 我妻や無智の智笑み増し切れ目なし飛翔御友と天父御許へ
十 信仰の階梯すべて昇り往き今ぞ妻言ふ「本作る」実に
(備考:「実に」とは「実相ままに」との意なり)
十一 一歩ずつ妻の笑み増し悟り得て我が本作り命仕事や
十二 「本作る父さんやって」やってます命仕事やげに切れ目なし
(備考:2014年2月13日北越病院にて祖父江八紀ドクター「何したい」との問ひあり、妻「本作る。(ふと、我が方振り向き)父さんやって」と言ひし、妻実作者、我著述者の、切れ目なき命仕事、「ああなるほど」と納得の今日この頃の我なり。げにや嬉しも)
十三 初春や妻と共なる一書また出だす思はば胸震へけり
(備考:復唱)
十四 我妻の歌詠む毎に我がいのち永久なりとぞや悟る嬉しも
(備考:復唱)
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今朝も上の歌(2月14日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。本日は東北大震災から5年、延原信子師「二周活」の日です。
3月11日
汝楽しめやの歌八首
一 此度の書核体制を御友法(のり)ありてや脱す道明らめし
二 人無明近代知のぞ浅墓さ「空神至誠」法源蔑(なみ)す
三 原爆を法源と擬し「憲法」を米施与せしや虚仮不実そも
四 今こそや核の欺瞞を去りてぞや御友とともに法源拝す
(備考:法源=御父=空神至誠なり)
五 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
(備考:復唱)
六 御父に御友とともに運ばれし妻や告げ来る永久のいのちや
七 このいのち我が左腕をも癒したりいのちいのちよ天上天下
八 人よ汝核体制を脱してや御神御友と法(のり)楽しめや
驚きぬの歌四首
一 驚きぬ電子図書館(WorldCat)拙著(日英)をば八十四点収録せしと
二 そのうちに「Conviviality」も「風歌」も入らんとぞやげにも嬉しき
(備考:Roland Faber and Santiago Slabodsky, ed., LIving Traditions and Universal Conviviality: Prospects and Challenges for Peace in Multireligious Communities (Lexington: Rowman & LIttlefield, 2016)拙論:"The Problem of the Two Ultimates and the Proposal of an Ecozoics of the Deity";『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』(新潟・考古堂書店、2016年)。いずれも3月15日に上梓なり)
三 これもぞや一日一歩の成果なり今日も成すなり我が本作り
四 日英書十と定めし企図通り仕事や進む我が道や佳し
さてもさての歌五首
一 さてもさて上梓の日もや近ければジュンク堂にてちと予備巡り
二 我妻の永生夢を祝ひてや親しき方に笹団子でも
三 我妻やこの日ぞ楽し二周活熱誠の友花贈り給ふ
(備考:なあ、ノーちゃん。父さん、嬉しい嬉しいよ)
四 汝のぞや嬉々たる永生夢に見し心火照りて冷ますすべ無し
五 我が左腕癒へて上がるや高々と何故なるやこの不思議そも
昨日のぶらり散歩で撮った「ミモザ・アンズ・マンサク」の花々です。
先生の歌に歌われているように、本日は延原信子師の「二周活」、深い喜びの内に、数日後には新著『良寛の「風の歌」にちなんでー御友神学の省察』(考古堂)が出来上がります。
今日は「東日本大震災5周年」の日です。
昨夜は夜のNHKテレビで、昨年再訪してお世話になったお方ーー石巻の仮設住宅から復興住宅に移って活躍しておられるーーのインタビューがありました、この石巻のまちづくり協議会の事務局長さんには昨年、神戸にお招きして交流もできましたが、21年前の神戸では3年もすれば避難先から戻れて新しい生活が始まりましたが、東北は原発事故もからんで復興の遅れが目立ちます。
昨日午後は、地元の診療所で開かれているふた月に一度の映画会に出かけて、木下恵介監督作品「新・喜びも悲しみも幾年月」を観て、同輩の高齢者の方々と楽しませてもらいました。高校生の頃に観た第一作のことを思い起こしながら・・・。この日は、近くの高齢者施設の方たちも、そろって参加しておられて、いっしょに喜びをともに・・・・。
昨日のぶらり散歩でであった猫ちゃんや鳥たちの写真も添えておきます。