延原時行歌集「命輝く」(第2335回)(ぶらり散歩――アンズのつぼみ膨らむ。そして「湊川公園」)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2335回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(243−2)
いよいよやの歌、葡萄パンの歌、さちの歌、幸ひはの歌、延原信子生涯完成の歌、実にの歌、飛翔の歌、歓びぞこれの歌、深夜我の歌、時と言ふものの歌、生死心の歌、主の羊飼ひの歌、笑む妻の体の歌(2016年2月11日〜20日

    2月12日
           さちの歌二首

 一 如何に我祝されしとぞ思ひしや英文稿や地の果て読まる
 二 地の果てに友ありてこそ楽しけれ天地の命ぞ共に知るさち

           幸ひはの歌七首

 一 幸ひは我妻切れ目なき笑みを浮かべて示す永久のいのちぞ
 二 切れ目なき生死の間にぞ御友あり妻や思はず笑みもてぞ往く
 三 一切の憂ひぞ絶ゆる切れ目の間御友ぞまして御父に運ぶ
 四 かかる幸受けてぞ飛翔我妻の仕合せやげに尽きぬいのちや
 五 天地の間御友ましますこの幸や称ふべくして言の葉や超ゆ
 六 此度の書切れ目なきこそ我妻の笑みぞ示せる御友いのちぞ
 七 このいのち良寛詠ふ焚くほどは風が持てくる落ち葉かなとぞ

       ♯              ♯

今朝も上の歌(2月12日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    3月9日
           我妻やの歌十首

 一 我妻や御父御許に在るがゆえ我が心にや暖雪ぞ降る
 二 何があり何がなくとも雪降りて告ぐる音信妙に麗し
 三 御友がや妻伴ひて往き給ふ故にこそなりイマヌエルげに
   (備考:ヨハネ1・1・第二項の意義における「イマヌエル」なり)
 四 「ロゴスそも神と共なり」故にこそ御友共にて妻御父許
   (備考:「御友共にて」とはヨハネ15・15の言ふところなり)
 五 我妻や御友共なる物語我や詠ひて歓ばむ哉
   (備考:『復活の省察・中巻ーー御友神学へ:人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にますみれば微笑ぞ』にてなり)
 六 一生を生き貫きて笑みて謝し絶後笑み増す信子麗し
 七 我妻や切れ目なき笑み零るるや御友運びて天父御許に
 八 我やしも延原信子物語書きて御友と天父称へむ
 九 「本作る父さんやって」妻言ひし汝往く道を綴る嬉しや
 十 今にして我や知りたり妻と我称への書をば作(な)すや務めぞ

          それにせよの歌三首

 一 それにせよ此度左腕の上がりたる我や一驚御業見し哉
 二 熱誠の友の予約の十冊や誠御業と称ふべきぞや
 三 我妻の御父に憩ふ永久いのち嬉しくてこそ幾多幸生む




隣の公園に一本のアンズの木があります。今年もそろそろ咲き始めるのかな、と毎日眺めていますが、昨日はつぼみが膨らみ始めました。梅の花が咲いて、桜の花が咲き始める前に、このアンズの花が咲いてくれます。



上の花はいま、最高の美しさです。この花の名前がすぐ出てきませんが・・・。(補記ーーこの花は「マンサクの花」というお花でした。)

今日は一日中雨のようですが、昨日は暖かい晴れの日和でした。

午前中は、自転車に乗って新開地方面へ、行きつけの散髪屋さんに出かけてさっぱりと・・・・。帰り道に、新開地の商店街を北に上がったところにある広い公園ーー「湊川公園」−−で、ゆっくりとした時間を過ごしました。


この石碑は、大震災の後に、作家・藤本義一さんの書ーー「ここに ねむる いのち ここから はばたく」−−を刻んで、ここに建立されました。