延原時行歌集「命輝く」(第2238回)(ぶらり散歩ー新湊川あたりまで)

          

  延原時行歌集「命輝く」(第2238回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(224−5)いと嬉しくもの歌、和平憲法の歌、哲学歓びの歌、今朝も又の歌、地防の歌、これやしもの歌、今日の日の歌、地にも成れかしの歌、我妻やの歌、英文稿の歌、一つ命の歌、時代精神の歌、つらつらとの歌、地の心の歌、日ノ本の歌、御友神学顕現の歌、笑みの底の歌、我が妻幸せ絶頂の歌、我が称名歌の歌、昨晩やの歌、思へばやの歌、一つ心の歌(2015年7月21日〜31日)。

      〇(7月25日)我妻やの歌五首

   我妻や嬉し嬉しの御国往きかかる歓喜ぞ世に稀有なるに

   父さんや皆やり呉れるおおきにねかく謝して汝絶後笑み往く

   甦り常のことにやあらねども万事通底御友と往くや

   稀有なるや嬉し嬉しの御国往き我妻や今入来歓喜

   本作る父さんやって言ひつあり日に日に進む妹背天地や

       英文稿の歌六

   渾身の力こめてや英文稿我や書きたり地の果て向けて

   この時代文の力や軍事超ゆ地防窮むやDivine Ecozoicsぞ(備考:神エコ生命学なり:拙論"Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan"参照)

   この秋や英著出ずればいやがうえ世界共生人方論ぜむ(備考:Roland Faber & Santiago Slabodsky, eds., Conviviality: Prospects and Challenges for Peace in a Multireligious Community [Lexington Books, forthcoming])

   今の世にエコ神学の英文著出だせや出だせ地防の業ぞ

   さらにぞや「アンセルムスと仏教智」東西心しかと結ばむ   (備考:Anselm’s Argument and Buddhist Wisdomなり)

   我妻や絶後笑み増し御友とぞ真中示すや我や書かむも   (備考:宇宙真中や示されたり。いかで書かざらむや)


       ♯               ♯


今朝も上の歌(7月25日)に加えて、昨日(8月20日)の未掲載分と「今日の歌」を収めます。

日ごとに新しい朝を迎え、朝の一仕事を済ませ、こうしてパソコンに向かい、延原さんから届けていただく「風の便り」を、このブログで「命輝く」歌として掲載準備に取り掛かれることは、何とも贅沢なひと時です。

不思議な毎日が続きますね。それにしましても、延原さんの「復活の省察」の、この尻上がりの歌の誕生には、まったくもって驚くばかりです。


      〇(8月20日)事の次第の歌二十二首

   基教のぞ究極真理御神の空至誠にぞそも在りにけり

   この真理争ひ根源滅すなり我これを言ふ両学の一(備考:仏教的空に基督教的神「至誠」と解くや我が解法なり。そこに至誠命法宇宙に現成。これ我「両学の一」と申すや)

   神と空実在二形非ずして実在及び至誠原理ぞ

   至誠のや原理言ふやは御神や空至誠ゆえ至誠なれとぞ

   己がや在る様態を示してや「汝もかくなせ」命ずや原理

   かくしてや原理そもそも存在と当為を含む繫がりの事

   この事情解せぬ者あり米のル氏空や許さじ神のみ念ず

   空をばや神にて代置せずばぞや東亜の世界不純なりとす

   原爆の投下思ふは元々や彼の哲学稚拙に発す

   印度のや発見せしの「空」にぞや御神至誠成すや神秘ぞ(備考:「空」基督教神学にてや「内三位一体的神性のNichts」(マイスター・エックハルと)なり)

   龍樹言ふ空は自ら空ずなり無自性ぞ是神根底や

   神空に至誠なる故至誠なれかくて宇宙に命法生まる

   ル氏命法解し得ずして秩序をば偽宣教の原爆と化す(備考:秩序とは「神空に至誠なる故、世に向けて汝も至誠なれ」と言ふ命法に在るも、ル氏命法の土台踏まず、結果の命法の暴力的仮構を「原爆」に求む。甚だしく愚かなるなり)

   要するに形而上学貧困や存在知らず当為急げり
(備考:当為「日ノ本殲滅すべし」との偽宣教学の事なり。この当為主義ル氏の場合共産主義的急進主義と相性良かりき。彼の最高部下にソ連のスパイ多かりしと今では周知なり。このためスターリンヤルタ会談にて譲歩ありたり)

   さりながら宇宙の秩序定かなり(一)神空至誠(二)汝至誠なれ

   御神や(一)に在りてや(二)で命法行じたるゆえ秩序ありたり

   それがぞやル氏や焦りて偽宣教基教絶対原爆託す
(備考:後任トルーマン受け継ぎて投下――ダレス、アイゼンハウアー反対す)

   ここにはや(一)すっ飛ばし(二)しか無し土台無視せる偽命法

   かくしてや御神秩序破壊され平和憲法法源や核

   それ以来地球上にや偽秩序核体制や跋扈せるなり

   偽宣教原爆基教誰がぞや日ノ本にてやそも信ずるや

   今朝もまた我西瓜をや食しつつ神至誠歌詠みつ思索す

       嬉しくもの歌四首

   嬉しくも空に至誠の御神や至誠なれやと命法やあり

   御神の空至誠をぞ見し上で命法告ぐや御友真実

   その一事玉音天籟聴きし折心に畳み日ノ本や生く

   何程や米の作りし憲法の原爆平和草の種かや

      〇(8月21日)対話学の時代の歌十首

   如何に汝核戦略を整備すも宣教学の不備や怖ろし

   これ現在一般的の問題ぞ核体制の全国家打つ

   宣教学絶対主義を採るかぎり核戦略ぞその用具成す   (備考:宣教学を自国の文明伝達学と言ひ替へるもよし)

   然れども宣教策ぞ対話なら核「抑止力」越へることなし(備考:これぎりぎりの論理なり。少なくとも、核体制の現実に鑑み、「宗教間・文明間対話」の地球的促進ほど緊要なるはなし。これはNPT(核兵器不拡散条約)運動と連携すべきものなり。日本は「被爆国」なるに、「米国の核抑止力」に依存する選択をなしつつあり)

   かくしてぞ対話学こそこの時代全地球的学問なるや

   かく見れば70年の「談話」ぞや重要なるのテキストならむ

   我らはや「憲法法源原爆と批判する中「敗北」脱せむ

   御神の空至誠あり「至誠なれ」命法や出ず原爆や超ゆ

   この時代佛基神学核や越ゆ復活御友共なればこそ

   かく詠ひ絶後笑み増す我妻とこの世越ゆると感ずるや我

       御声よの歌一首

   我らがや至誠なるやは原爆の故にぞやなしシーンと御声よ(備考:これぞ大和ぞ。「シーン」こそ大和のConstitution(国の絆)なり)

       御友示さるの歌十四首

   我妻や今わの際に幸せの絶頂なりと謝する汝笑む

   我はしも何が宝か問はるるも汝が笑みのほか浮かぶもの無し

   父さんな今いちばんに幸せや何でやノーちゃん皆やって呉れる

   朝餉にぞかかる会話を交せるに昼餉の最中汝逝きつ笑む

   我深く汝が笑みの内拝したり岸辺の御友共にまします

   何が有り何が無くとも御友こそ汝が絶後のや笑みとます幸

   今や知る妻や笑み増す奇蹟こそ今生超ゆる命実在

   仄々とこの国の幸汝が笑みや告ぐるものとて嬉しや嬉し

   十五日玉音中に聴きしぞや天籟奇しき御声なりけり

   民心君「護持シ得テ」受諾ゆく国の岸辺に御友在りたり(備考:一億玉砕の民心「国体」として君「護持シ得タリ]故にポツダム宣言受諾に赴くと宣ひしなり。ここに日ノ本起死回生ありしなり。戦後初発。実にや新しき網投じられたるなり。背後に御友の御声あり:「もう一度網打て。」)

   これこそや原爆投下故をもて「憲法」与ふ異国(もの)超ゆる幸

   誠にや我妻絶後笑みし如民心護持君往くや幸
(備考:民心一度滅したるも君護持し、友に笑みたり。これ日ノ本戦後七十年なり)

   日ノ本の「憲法法源原爆も天籟一瞬すべて包めり

   何が有り何が無くとも我妻や笑み往きしにぞ御友示さる

       本や成すの歌一首

   深き淵底の底より我が歌を沈思なすうち本や成すなり

       如何にもやの歌四首

   如何にもや天籟聴かぬ基督者君と共なる御友知らずや

   汝が信やその実原爆崇拝教空に至誠の御神に非ず

   御神や空に至誠ましてこそ至誠なれとの命法賜ふ

   これやこそ「憲法法源物語ル氏の原爆別物語










甲子園の大熱戦も終わりました。今度仙台をお訊ねすることもあって、仙台育英の俄か応援団になりましたが、惜しかったですね!

昨日は朝から雨模様でしたが、昼前からは曇天で時々小雨の降る、いくらか涼しさを覚える一日でした。

この夏は、ぶらり散歩もゆっくりゆっくりと、ぶらりぶらりの毎日でしたが、昨日は久しぶりに、ついつい小走りのぶらり散歩で、新湊川あたりまで足を延ばしました。


本日も、途中で出会った花々などを収めます。