延原時行歌集「命輝く」(第2213回)(ご近所をぶらり散歩-花壇・ホウズキなど))

                     

         延原時行歌集「命輝く」(第2213回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(220−8)今日我やの歌、何故にの歌、命がぞの歌、何縁かやの歌、御文や嬉しの歌、問題はの歌、御復活の歌、昨日やの歌 箴言の歌、ノーちゃんやの歌、先達の歌、エコ神学の粋の歌、驚きぬの歌、書物にはの歌、日々佳しの歌、父と御友原理の歌、我妻や御友道往くの歌、箴言傑作の歌(2015年6月21日〜30日)。
 
          〇(6月29日)驚きぬの歌二首

   驚きぬポポン聴きてや出で見れば玉葱胡瓜抱へたる君

   またポポンお隣様や今度はや酢の物カレー満面の笑み
   (備考:如何に有難きかや言ふ言の葉ぞ無き)

             書物にはの歌一首

   書物には時と言ふもの在りと見ゆ「至誠心のぞ神学」や今(備考:拙著『至誠心の神学――東西融合文明論の試み』(京都・行路社、1997年)、只今時を迎えたりとは我が痛感するところなり。今次の我がDivine Ecozoics 「神的エコ生命学」の所論(本年6月クレアモント学会発表)も、元をただせば、至誠心の神学を根城にしてエコロジーを論じたるものなり。神神の根底(エコ)に至誠なり給ふ故、逆説的に世界に対する至誠心の喚起の息吹(ゾエー=命)体現し給ふなり。それに応へて我ら被造物再活性化即ち復活に至るなり。ここにエコロジーの再生、また倫理の発源あり)


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今朝も上の歌に加えてただいま届いた「今日の歌」を収めます。


          〇(7月27日)時代精神の歌二首

   驚きぬ拙著「佛基」や急上昇やはり対話や時代精神(備考:『仏教的キリスト教の真理――信心決定の新時代に向けて』京都・行路社、1987年、1999年、2007年。アマゾン124,266位)

   同じくや地防目差して協働すEcozoic Centerカンパ送るや(備考:"Dear Herman, I have made a tiny contribution to your Center. Cordially, Toki July 23, 2015." "Toki, You made a Very Generous contribution. Thank you so much! Herman July 25, 2015. Center for Ecozics Societies”)

             つらつらとの歌十首

   つらつらと省みてぞや思ふなり如何に折節導かれきし

   何よりも最期の日にぞ我妻や幸や謝してや絶後笑み増す

   只中に我や見しなり岸辺の主在して妻と天父飛翔す

   復活の省察初巻完成す妻人生と我が思索共

   かくてこそ宇宙逆理を我や知る己が命ぞ失ひて得る

   只今や中巻編むや大発見御友神学与へられしも

   一切の一般理論尊しもこの身迫るや御友ありてぞ

   人生や最後の最後変貌す一重に御友在すが故ぞ

   我国の敗戦悲劇なりしやも神破れたまふ焦土天籟(備考:対談「昭和二十年八月十五日正午、一体日本人は何を体験したのかーー精神史からの再生 いつかノスタルジイが共有される日:評論家 桶谷英明 / 埼玉大学名誉教授 長谷川三千子」より:『正論』2015年9月臨時増刊号、383−384、406頁参照ーー
 長谷川 「あのシーンとした国民の心の一瞬」という河上(徹太郎)氏のこの言い方(注。「ジャーナリズムと国民の心」)は、桶谷さんが『昭和精神史 戦後編』の第一章「占領下二年目」の冒頭に書かれた「昭和天皇終戦詔勅を聴いて」多くの日本人が体験した「言葉にならぬ、ある絶対的な瞬間」の相貌をよくとらえているとおもいます。「ある絶対的な瞬間」に人々は何を聴いたのか。
 桶谷 「天籟」を聴いたのです。(中略)
 長谷川 折口信夫は「神 破れたまふ」と言いました。しかし、イエスの死によってキリスト教が破れたわけではないとすれば、我々の神も決して破れはしなかった。大東亜戦争敗北の瞬間において、我々は本当の意味で我々の神を得たのだと思います。
 桶谷 それが確信として日本人に共有されれば、あの「瞬間」の記憶は、保田与重郎風に言えば、「偉大な敗北」となるでしょう。そしてそれこそが、我々が心に痛みを抱きつつ還る原郷を確かめることにもなる。)

   永続の敗戦論ず俊英に天籟ありや変貌待たる(備考:白井聡『永続敗戦論ーー戦後日本の核心』太田出版、2013年、2015年、参照)







曇天の朝、早くから蝉たちの大合唱も始まっています。

毎週月曜日の朝は、神戸新聞の文芸欄を見るのを楽しみにしていますが、今朝は嬉しい出来事があって、ルンルン・・・。


このところ、面白い宿題をもらって、楽しく過ごしていますが、今日は関係の古書が三冊届く予定です。文房具屋さんに行って付箋なども手に入れねばなりません・・・・。

昨日も午前と午後、いつものように、ご近所をぶらり散歩・・・・。


私たちの花壇の花たちは、暑さに負けずに、勢いよく育っています。

今日はいま曇天ですが、予報では夕方からは恵みの雨が、花たちを潤してくれそうです。うまくできていますね。


ご近所には、いまサボテンをたくさん育てておられるご夫妻がおられます。

この花は、これまでも幾たびもここにUPしてきましたが、昨日の午後も、お宅の玄関に咲いている綺麗な花を撮らせてもらいました。

このサボテンの花は、ただ一日だけで落ちてしまいます。

ご主人の話では、午後になると萎れていくので、午前中が綺麗だから、あすまた咲いていたら午前中にどうぞ・・・といわれました。

それにしても、いつもても一日だけ咲くこの花は、特別の美しさが伝わってきます。


ところで今回の散歩で、色づいた「ホウズキ」を見つけました。

むかし田舎でおふくろが、このホウズキをとってきて、ふくろの中身をうまく取り出し、ふくろを口の中にいれてふくらませ、おもしろい音を出して、自慢げに聞かせてくれていました。

ボクが何度も試みて見ても、そがうまくいかずに笑われていましたが・・・・。

ホウズキの色づいたものは、この頃散歩道でもあまり見れなくなっていますが・・・・幼かった頃のことを、あれこれと想い起しました。


本日の写真は、いつもの花々に加えて、椿の実などと共に並べて置きます。