延原時行歌集「命輝く」(第952回)(兵庫駅・キャナルタウン)


     延原時行歌集「命輝く」(第952回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(181−8) 知らるるの歌、充実感の歌、我が妻の歌、大学の歌、我が日々の歌、推敲中の歌、妻の信の歌、御業の歌、復活の歌、我妻の心の歌、復活の歌(二)、英文箴言作りの歌、信復活論の歌、ピンポンの歌、本作りの歌、雪と主の歌、笑み増しの第三、四、五態の歌、生涯業績の歌、我妻やの歌、岸辺立つ主の歌、いのちの歌、友方友情の歌、いのち仕事の歌、極み見ゆの歌、汝が面やの歌、妹背会話の歌、昨日の歌、人誰もの歌、箴言の歌、甦りの歌。(2014年5月11-20)

    5月16日
           笑みフォトの歌三首

   今日もまたフォト選びなす一々の思ひ出や佳し治療の階梯
   そのうちに古希のフォト出ず大輪の笑みや咲けるも誠奇蹟ぞ
   (備考:自信横溢。弱々しさ一切なし。抜けたり)

   されどもよ絶後の笑みや天来ぞ粛々と往く面(おも)類なし

            我妻やの歌一首

   我妻や一箇の奇蹟にてや在り箴言磨き絶後笑み往き

    5月17日
           岸辺立つ主の歌八首

   なにゆえに「我に従へ」(SEQUIMINI ME)言ふ人に感動ぞある岸辺立つ主ぞ
   (備考:マルコ福音書1章17節)

   この世をばあの世に繋ぐその岸に主いませばや救ひあるなり

   これこそや基教信仰ロマンスの根幹やなす岸辺立つ主ぞ/span>

   若き日に我その声を聴きたるや心躍りて献身したり
(備考:伊丹市南中学一年1951年2月11日日本基督教団伊丹教会にて佐藤健男牧師より受洗。中学三年にして献身決心したる時佐藤先生喜び給へること叔父山口(旧姓結城)貞美より聴きて我が心熱き思ひ溢るも。のち同志社神学部に学び牧界に出で今日に至る)

   我妻や汝(なれ)根幹を教へたり汝(な)が笑み増しのひそと示して
   人よ知れ汝(なれ)人生の果てまでも往くとも岸辺立つ主まします

   我妻やその生涯をかけてぞやこの一事をぞ笑み示したり

   かくてぞや汝(なれ)伝道者使命をぞ果したるなり如何に嬉しき

            いのちの歌七首

   いのちとはこの世に尽きるものでなし絶後に笑むや誠いのちぞ

   我妻よ汝(なれ)箴言と笑み増しで不朽の賛を実に受けんかな

   汝が生は絶後笑み増し往けるほど祝福溢る復活のうた

   いや果てに岸辺立つ主に見(まみ)へしは実に祝福の極みなりけり

   世の人は痛し果敢無し言ひおるも汝が笑み増しは復活最中
   絶後笑み信子告ぐるや何あらう死の死の世界いのちよろこび

   この故に信子笑み増し佳き日とて実に永久にぞや祝さるるべし



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延原先生から届いた新たな写真帳『表情の信子―友多くリューマチセンターいと楽し』(新潟県リューマチセンター・2011年2月〜2011年6月)より、歌に添えて一枚ずつ順番に収めさせていただいています。今回はその第五回です。



    
     「新潟県リューマチセンター315室にて 2011年2月
           延原信子 佐々木順子 姉妹  」


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今日は「大暑」、暦の通りですね。お陰様で、小鳥もメダカも、みな元気です。

有難い事に、11階の高層住宅は一日中、自然の風が通り抜け、クーラーは就寝前の湯上りのあと、ちょこっとだけで・・・。


昨日は、父の蔵書にみつけた古い文語訳聖書を収めましたが、今回はわが相方の父・要三衛門さんから譲り承けた蔵書のお宝『内村鑑三全集』全20巻(岩波書店昭和7年)第1巻と『聖書之研究』創刊号からの合本を、コープさんのあるJR兵庫駅キャナルタウンと共に収めます。

内村鑑三のこの全集は没後はじめてのものでもありますが、第1巻は内村の最晩年の写真(昭和3年5月)が扉にあって、彼の初期作品「基督信徒のなぐさめ」「求安録」「後世への最大遺物」など収まっていますね。