延原時行歌集「命輝く」(第2144回)(住宅の薔薇とお隣の小学校の花壇)

                      

        延原時行歌集「命輝く」(第2144回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(213−2)
このところの歌、今も声聴くの歌、我らが書の歌、入来の歌、妻ぽつりの歌、友に献ぐ歌、箴言十三条の歌、英文著楽しの歌(三著添付参照)、我が英文思索の歌、楽しさの歌、この世界の歌、友よの道の歌、ひらけにひらく歌、笑み飛翔の歌、驚きぬの歌、友いのちの歌、御業の歌、我悟るの歌、鱈鍋の歌、妻と我の歌、友修行とその果ての歌(2015年4月1日〜10日)

    4月2日
            今も声聴くの歌三首

   我妻や何処に在るも我呼べり呼ぶは夫婦の特権なりと
(備考:リウマチセンター:2011年2月4日〜6月13日;豊浦病院:6月13日〜10月5日;愛宕の園ショートステイ:2011年10月5日〜2014年3月11日まで、何処に在るも深夜にも我呼べり。看護師介護士諸氏「お父さんは御宅ですよ」と言ひたれば、「呼ぶは夫婦の特権なり」と答へるが常なりき)

   延原さん今何時だと思ふぞや訊かれて「父さん窓開けるやも」

   それほどに我が家に声を放ちたる汝なればこそ今も声聴く
   (備考:天国に往けるも声止めるノーちゃんに非ざる故なり)

             我らが書の歌三首

   我らが書今生超ゆる在所をば笑み増し語るノーちゃんの書ぞ

   常の書が今生語るものならば我らが書はぞ天地一枚

   此度はぞ一書に寄せて書きたるや良寛だより届け下さる(備考:拙文「『復活の省察[前巻]ーー妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』によせて」『全国良寛会・良寛だより』第148号、平成27年4月1日、12頁なり。感謝無尽!)


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今朝も上の「4月2日」の歌に加えて、「昨日の歌」と「今日の歌」の中から、次の歌を収めます。


         〇(5月16日)神学びの歌一首

   神学び人は好むもこの世のぞ統治術かよ宇宙まことぞ   (備考:まこと=間事=交互関係=Reciprocal Metaphysics=真理)

   拙論の索引稿を作りてや母校にメール成せし嬉しや
(備考:共著:Conviviality, eds. by Roland Faber & Santiago Slabodskyに一章:"The Problem of the Two Ultimates and the Proposal of an Ecozoics of the Deity: In Dialogue with Thomas Berry and Sallie McFague"寄稿せり。索引校昨日メールClaremontに添付送付せり。佳し)

         〇(5月17日)任す日や佳しの歌四首

   我妻や痒み酷しや訴へしその時「反論」ひとりごちおり

   ノーちゃんや「反論」要らん御神に皆任せてや生くるこそ佳し
(備考:いと近き神に皆任せよと我言へり。妻直ちにその如く成せり)

   忽ちに痒み退きしよ驚きし看護師に言ふ「神に任せり」

   程なくや妻箴言を始むありGod blessed the good dayとぞ任す日や佳し   (備考:新潟県立リウマチセンターにて:2011年3月9日なりけり)




日曜日の朝です。晴れ渡った爽やかな日和、洗濯物をベランダに、小鳥もベランダに、・・・・窓をすべて開けっ放しにして、サッと掃除機を・・・。

「神戸まつり」が始まります。

上の写真は、住宅に咲く薔薇たちです。須磨離宮公園の薔薇も一気に咲き始めているようです。

いま、お隣の小学校の花壇も、いちばん美しいとき、です。