延原時行歌集「命輝く」(第2382回)(「須磨離宮公園」のふじの花など)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2382回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。4月19日から本日(4月25日)までの歌を送っていただきました。最新の論稿「平安哲学」の妙を「暖かき雪の降るうた」にして!!


    4月19日
           西田何故の歌一首

 一 西田がや内在的の超越と言ひし時何故飛翔言はざる


    4月20日
           それにせよの歌三首

 一 それにせよよくぞPC壊るるも我論考を産みたるやこそ
   (備考:拙稿「平和基礎学としてのホワイトヘッド平安哲学」『ACADEMIA』No. 156.2016年4月号なり。その時だけPCや良しとは!)
 二 続いてや査読完了これやしもあれよあれよと我成しぬとは
   (備考:これも驚きなり。『プロセス思想』17号のためなり)
 三 いざといふ時来るぞや馬鹿力出ずるや不思議何故や知らねど


    4月21日
           新論の春の歌三首

 一 面白き事はこれなり曲折やあれども新論校正や成る
 二 これ不思議PC騒ぎあれどもや一つ一つの仕事成るほど
 三 見事なる仕上がり編者送り来て我が平和論日の目見し春
   (備考:ひとえに一般社団法人全国日本学士会専務理事・事務局長 岡田和雄氏と紹介者花岡永子教授の御蔭なり)


    4月22日
           御友言の葉の歌三首

 一 我が友に新著のコアを明かせしや我が心にぞ暖雪や降る
 二 御友はや超越あらずさりとてや内在あらず間在なるや
 三 基督が御友としてや語りしぞその言の葉やいとも尊し
   (備考:ヨハネ15・15、熟読参照)


    4月23日
           驚きぬの歌二首

 一 驚きぬ遂に拙著や一位とか教義神学「風の歌」愛づ
   (備考:アマゾン:教義神学1,067件中、1位『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』;2位カブ著拙訳『とりなしの祈り――物語形式のプロセス神学』;21位『ホワイトヘッドと西田哲学の<あいだ>――仏教的キリスト教哲学の構想』なり、嬉しも)
 二 我書きぬ米核時代懺悔すや先端窮むオバマ氏往くや
   (備考:拙著『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』95−96頁参照。本日〔ワシントン時事〕「オバマ米大統領は来週にも、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)出席に合わせて広島を訪問するかどうかを最終はんだんする」との由なり)


    4月24日
           まさかの歌に三首

 一 次著一章「散る紅葉」考なせしもやまさか御神エコゾイックスとや
   (備考:『「変貌論」の時代の神学』次著なるが、ふと一章で書きたる「良寛最晩年の第変貌をめぐって」の眼目「散る紅葉」の含意、我が思索の焦点なる、21世紀の「変貌論」としてトマス・ベリーが挙げし「Ecozoic Era」(エコ生代)の建設の神学、すなわち「神のエコゾイックス」と通ずることに開眼したるなり。まさかとや思ひしも、良寛が個人として接したる「生死の際」の歌言葉「散る紅葉」が21世紀の「大変貌」の形而上学「神のエコゾイックス」と通底なせるとは!一気に見へしや。故に次著の副題次のごとく決定せり:《良寛「散る紅葉」から神のエコゾイックスまで》)
 二 このところPC騒ぎに紛れしが胸になぜかや新想や見ゆ
 三 我妻や絶後笑み増し不思議やも此処にありたり一切の解


    4月25日
          平安平和の歌四首

 一 誠にや切れ目なき笑みありてこそ我妻示す平安平和
 二 我妻や絶後笑み増す平安や一切包み平和ならしむ
 三 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)
 四 底の底御友父往く平安ぞ翻りてや地を和めむと
   (備考;初めの底は「太初のロゴス」(ヨハネ1・1・第一項)なり。第二の底は「神と共なるロゴス」(ヨハネ1・1・第二項)すなわち、父往く御友なり。「平安ぞ翻りてや 地を和めむと」こそ平和基礎学の問題なり)
 




本日も暖かな春の朝です。黄砂でモヤっていますが、洗濯物も多めに終えて・・・・。

昨日は、地元の会議が午前と午後とふたつ続いて、一日中出かけていましたので、いつもの「ぶらり散歩」もできず、ブログに収める写真も一枚も撮ることができませんでした。

そこで本日は、過日(4月20日)に出かけた「須磨離宮公園」の未掲載分から「ふじの花」を収めます。

まだ、少し早いので、来園のみなさんの眼にはとまりませんが、それでも近づいてみますと、大きなハチたちがせっせと仕事をしていて、白いふじの花が咲いています。ほかでは、ちょっと見ることの出来ない、素敵なふじの花です。



最後に、もう少し離宮公園の写真を数枚収めます。