延原時行歌集「命輝く」(第2184回)(昨日は好天気、草木は水を求めていました)

                         

         延原時行歌集「命輝く」(第2184回)

「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」(217−3)我が後をの歌、見しの歌、来る日毎の歌、源知るの歌、何とかなるさの歌、誠見事にの歌、英文新稿の歌、我が館復活の家の歌、驚きぬの歌、この頃はの歌、宇宙中心の歌、この時代の歌、良寛やの歌、時や未来の歌、アンセルム麗しの歌、昨晩やの歌、庭の草の歌、喜びやの歌、発見ほのかの歌、中にてのことの歌、かくもぞやの歌(2015年5月21日〜31日)。

    5月23日
             誠見事にの歌三首

   我妻の幸せの元箴言ぞ闘病主軸誠これなり

   いと近き御神と共に歩みたる妻の修行ぞ三年有余

   God blessed the good day
     of self-reflection
     and self-dedication
   誠見事に
   描きたるこそ(備考:延原信子英文箴言第一条:祝福の歌なり。2011年3月9日の作)

             英文新稿の歌三首

   只今や英文新稿進みおりEcozoicsをぞ復活学へ
(備考:”Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan”なり。6月(4-7, 2015)に母校Claremont School of Theology, Pomona Collegeにての国際ホワイトヘッド学会: Seizing the Alternative: Toward an Ecological Civilizationにて発表すべし。Ecozoics=エコ生命学)

   間にや御友神学学びてや二学繋ぐや楽しも楽し

   真夜中に御友励まし受けてはぞこの仕事成す夢かうつつか

            我が館復活の家の歌四首

   我が館霊気満ちたり御神の真心一途に明らむる佳し

   この霊気復活省察しごとをぞ妹背天地に進め往くこそ

   過日はや古里帰り思ひたり遠き道来て越後仕事場

   二人して復活の家建てしぞや闘病執筆これなくば無し

           ♯               ♯


このブログにおいては、延原さんから毎日届くメルマガ「風の便り」の中よりほぼひと月ほど前の歌を収めさせていただいていて、このところそれに加えて最新のメルマガからも産まれたばかりの歌たちを添えています。

なにしろ延原さんの毎日の歌は、分量だけでもハンパなものではありませんが、この手法も、毎日閲読・味読いただいている皆さんには好評のようですので、本日も延原さんの昨日の歌をUPいたします。

それにいたしましても、延原さんの新しく開拓しておられる独自の短歌神学は、私たちには深く広く響き渡るいのちのうたとなっています。そしてこのところの「御友神学」はいっそうわかりやすい、宇宙的いのちを謳う馴染んだ深化を遂げつつあるように思われます。

            〇(6月25日)問題はの歌七首

   問題は広きも広きこの宇宙汝に友よと呼びかくや誰

   仮令ひと絶後驚愕至るとも御友あらばや笑みや零るる

   その時や滅するもぞや不滅なり御友在りてや天父近きぞ   (備考:なあ。ノーちゃん。誠そう、父さん)

   我が家のぞ事件宇宙の大事件ひそと語れば人方歓喜

   我が証し御友復活ありとてや人の復活ありと示せり

   それもぞや絶後笑み増す我妻の変貌こそや語りつつなり

   尊きやこの変貌こそや尊きや笑みの底にぞ御友いませり

   これこそや驚天動地真なり御友の真我が家の真

              御復活の歌十首

   御復活我が復活も含む幸約束さるるげに実感す
(備考:日本同盟基督教団北新潟キリスト教会原山康伸牧師より御書簡6月23日付在り、感謝無尽も!:「『こう言ってイエスは、その手とわき腹を彼らに示された。弟子たちは、主を見て喜んだ。』(ヨハネ福音書20・20)
 主イエス・キリストを知らしめるため、日々お励みのことと存じます。
 このたびは当教会にお越しいただき、ヨハネ福音書二十一章より「復活のよろこび」と題する深遠な豊かな礼拝説教をお語りくださり、心より感謝申し上げます。奥様に対する敬愛の念を示されると共に、「神は主をよみがえらせましたが、その御力によって私たちをもよみがえらせてくだいさいます」(Iコリント7・14)との復活の約束を、改めて実感させていただきました。悟りの鈍い浅学菲才な者たちですが、今後もよろしくご指導いただきますようお願い申し上げます。尊い著書を贈呈いただきありがとうございます。主の恵みと平安が、先生の上に豊かに増し加えられますように。
 2015年6月23日   日本同盟基督教団 北新潟キリスト教会   牧師・原山康伸  教会員一同
 敬和学園大学名誉教授
 延原時行先生
        ”教会は 三位の神のあわれみに 生かされ集う キリストの民”
        ”父 御子と 御霊のいのちにあずかって 希望に生きる キリストの民”」)

   かく御文烈々やこそ原山師温顔の底熱き御心

   これでもかこれでもかとぞ悲惨ありされど棺中妻笑み増しぬ

   この歓喜此度もろにぞ証したり北教会や誠麗し

   我はしも御友臨在おろがみぬイマヌエルそも新事実なり   (備考:イマヌエル、日々「新」事実なり)

   イマヌエル原事実かや否変貌ありてこそなり甦りの主(備考:ホ氏も言へり:”In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295] ここにホ氏、宇宙の一体化=実在の変転による、実在と世界的存在者群の結合:"its Unity of Appearance"=を明示するなり。結合すなわち甦りなり。すなわち、御友の復活と我らの復活の同時発生なり。具象的に言うならば、これなり:我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す。我妻の笑み増し即「深き低みの底」=御子の飛翔なるなり)

   太初榮(さか)華やがしめよ我父よ主の祈りありイマヌエル照る(備考:ヨハネ17・5:「父よ、世が造られる前に、わたしがみそばで持っていた栄光で、今み前にわたしを輝かせて下さい。」イマヌエル照る=甦りなり。この主の祈り、恩師向うとする「インマヌエルの原事実」に関して注がれたるなり――父の御前にて。それを勘案せざるならば、恩師の一文=『純粋神人学序説』272頁:「純粋な神人学は偶然的・一回的に与えられたナザレのイエスもしくは聖書という形態に助けられ導かれはするが、しかし束縛されはしない。むしろ、生ける道標としてのこの形態に導かれて、もっぱら道、真理、太初のロゴスに向かうのであり、バルトと共にいうならインマヌエルの原事実に、永遠に新たな、絶対的に不可分・不可同・不可逆な神と人間の原関係に向うのである。」=には「向かうこと」の動力が欠如することを如何ともし難い。ヨハネ17・5の「主の祈り」は宇宙の動力を銘記するなり。それ「御友」なり)

   甦りイマヌエルのぞ輝きて世に輝きを与ふ御友よ   (備考:これホ氏の言ふ”its Unity of Appearance”なり)

   我や見ぬ御友輝き我妻や絶後笑み増す不一不二なり

   御友こそ宇宙真実父からぞ聴きし事をぞ絶後に注ぐ   (備考:かくて信子棺中笑みたり)

              昨日やの歌一首

   昨日や出版同意書返送すConvivialityや秋に上梓ぞ(備考:Roland Faber & Santiago Slabodsky, eds., Conviviality: Prospects and Challenges for Peace in a Multireligious Community, Lexington Books, forthcoming.に拙稿"The Problem of the Two Ultimates and the Proposal of an Ecozoics of the Deity"を寄稿したる故、出版同意書を昨日送れり。9月ないし10月上梓とのことなり。楽しみなり)


補記 メルマガ「風の便り」に「今日の歌」が到着しましたので、早速収めさせていただきます。

           〇(6月26日)今朝も我の歌四首

   今朝も我絶後笑み増す我妻に驚嘆しつつ目覚めたるなり

   驚嘆やこれ何あらむ御友のぞ岸辺立ちたる御姿やこそ

   我妻よ汝笑みたるや棺の内御友笑みますイマヌエル

   永久の笑みの御友の在りてこそ我妻や笑む人生岸辺

   汝はしも箴言修行なしたるの果ての果てにや笑みぞ一輪(備考:箴言第一条:"God blessed the good day of self-reflection and self-dedication."笑み一輪の自己解説なり。でや、ノーちゃん。そう、嬉しい嬉しい、父さん)







今朝は雨模様ですが、昨日は一日中好天気で暑い一日でした。中庭の木々や草花に、毎日水遣りをする季節になりました。

昨日のぶらり散歩で見上げたリューキューアサガオも綺麗でした。昨夜はある法人の会議があって、ただいま建設中の新しい特別養護老人ホームの働き手の確保について集中審議をいたしました。一歩一歩です。

本日の写真は、昨日も地べたに落ちた熟した夏ミカンひとつと梅の実四つ――お味もなかなか結構デシタ!−−の写真と共に、サボテンの花などを収めます。そして新しい猫ちゃん二匹も・・・