延原時行歌集「命輝く」(第2962回)(2017年1月13日〜2018年1月20日)

   延原時行歌集「命輝く」(第2962回)
      (2017年12月13日〜2018年1月20日
   「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」 

 昨年12月1日から神戸を離れて名古屋で生活を続けていましたので、毎日延原先生より届けて頂いていたメルマガ「風の便り」の「今日の歌」を収めのることが出来ませんでした。
12月12日までのものは、一度神戸に戻った折にUPできていましたが、 本日は、12月13日以降のものを一挙にUPさせていたきます。
、明日よりまた当分神戸を離れますので、お休みさせていただきます。
 延原先生の変わらぬ御友情に心より感謝申し上げます。
 なお、名古屋では「名古屋版」のブログを毎日UPしています。

 http://keiyou1234.hatenablog.com/archive/2018

2017年

○(12月13日)愛娘のための歌三首

 一 熱誠の友の嬉しきニュウスはや「高額治療」祝さるる今日
 二 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます奇跡道あり
 三 暗き顔見せて当然なるにもや微笑交はすや今日やこの頃

〇(12月14日)インマヌエルの温みの歌六

 (*御大変な中真砂さま主の見守りの中ご一家の愛情に包まれて治療が恵まれていらっしゃるご様子心からお慶び申し上げます。)新しい六首:

 一 人生の裏何在るや尋ぬれば「神共」受肉微笑の里よ
   (備考:我が熱誠の友への12/11, 2017 0:02 の書き出し:「鳥飼先生 ご本人(注。真砂さま)の快癒リズムとお二人(鳥飼夫妻)の調子がおよろしいようで、これは本格的な復調リズム、宜しゅうございますね。本当に嬉しく存じます。私は、信子の時以来、この復調リズムの事を、「微笑」と名付けていまして、今日の歌でも詠っていました。
人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ
①「悲惨」(病苦)が②「裏からぞ」を通じて③「神共にます」のリアリティーを④「見る」ことに入って、⑤「微笑」の確認、つまり⑥「快癒」の自己確認――のProcessが成立することを、信子の場合に確認し、歌に残してきました。このプロセスの中で、病苦を裏から見て、「神共にます」ことを「微笑」と共に自己確認するのは、誰かと共に成すのですよね。⑦ここに一緒に見る人が重要なのです。看護婦さんの存在なのですよね。この人を通じて③「神共にます」に対して⑧「甘える」ことが治癒事件を促すうえで最も重要な治癒の契機に成ります。(以下、略))
 二 朝毎に何があらうと裏からぞ「神共」光謝し込みて燦
 三 「原事実」御光こそや謝し込みてインマヌエルの温みありけり
 四 真砂さまゆっくりじっくり笑みつつや父母の許にて養生楽し
 五 我やしも恩師カブのぞ最高の評価いただき感恩咽ぶ
   (備考:今度の英文大著Three Theological Adventures: Christology, Buddhist-Christian Dialogue, and Divine EcozoicsのChapter 3: Principles for Interpreting Christ/Buddha: Katsumi Takizawa and John B. Cobb, Jr.に関してなり。Dr. Cobb’s comment of 12/12, 2017、8:29AM: “Dear Toki, This is a remarkable achievement. You have shown how close Takizawa’s insights and my ideas are and yet not blurred the differences. You have even traced the development in our thinking. Quite an amazing piece of scholarship for which we both have good reason to thank you. I am glad you went beyond critical description to your own original formulations. If I read very carefully, I might find a few places where I would prefer a different formulation, but I am basically grateful that you have given so accurate and sympathetic an account. Congratulations. John”
My response of 12/11. 2017 at 7:51PM: “Dear John, Thank you very much for your kind and encouraging words of appreciation. I think the age of Buddhist-Christian dialogue has been a remarkable period of human achievement for mutual leaning in East/West together because of your amazing contributions. This, I believe, is basically important for other items such as Christology and Divine Ecozoics or Theological Ecology at present. I am happy to learn from both of you meticulously as well as broadly enough as a disciple of Whitehead/Nishida scholarship. Next, I will deal with Ch. 4: Sunyata, Kenosis, and Jihi or Friendly Compassionate Love: Toward a Buddhist-Christian Theology of Loyalty (Japanese Religions, 15/4, July 1989, 50-88). My final goal is Ch. 13, which is already delivered, on the Proto-factum Immanuel by Takizawa, My New Idea of the Proto-incarnation, and Whitehead’s Notion of God As Being “in” the World: Within the Context of Divive Ecozoics toward a Theology of the Great Friend.”
Dr. Cobb’s e-mail of 12/12, 2017 1:29 PM: “You are doing truly serious and creative Christian theology of a sort that is now very rare at least in the United States. John”
My response of 12/12, 2017 at 6:13: “Dear John, What a blessed privilege I am having with you! However, I am sensing that you might be saying that “You should be doing truly serious and creative Christian theology of a sort that is now very rare at least in the United States,” I thank you very much for your precious advice, Dr. Cobb.”
Dr. Cobb’s e-mail of 12/13, 2017 1:30 AM “I am not saying “should”. You are doing it in this volume. John”
My response of 12/13, 2017 11:47AM: “It is great and precious to me that you, Dr. Cobb, has mentioned that you are not saying “should.” Thank you so much for your kind observation that am doing it in the volume. Cordially, Toki”
 六 我妻の裏から応援ありてこそ我が著二冊ぞ今に生けるや

ご快癒の事、心より深くお祈り致しております。奥様、真砂さまによろしく。
『哲学の喜び』隅から隅まで推敲楽しんでいます。右、御礼方々 IXIA! 延原時行

〇(12月15日)お出ましぞの歌二首

 (*12/15/17 我がメール12/15, 2017 11:44AM 鳥飼師宛て:「鳥飼先生 あの大雪の後寒さは寒いのですが、雪掻きするほどの雪は降りませんで,助かっています。私の言う「裏からぞ」の時の体験、それが日常になって居られて、「神共にます」見れば「微笑ぞ」の人生刷新、これは格別の事ですね。私たちの『あなたにいちばん近い御方は誰ですが』にはこの「Good Day」のいろんな経験と記録を、今思えば、収めて居るのですが、リウマチセンターでの「近い神様」の経験も素晴らしいものでした。体中が痒いと言って大騒ぎの時でした。看護師さんたちも痒がる信子を囲んでどうにもできない。その時、「ノーちゃん、神様が一番近い御方やから、お任せしとき」と言った時、「ウン」と言ったまま、すっかりノーちゃんは静かになりました。不思議な一瞬。

これが、人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ、の時なのでした。これが、『哲学の喜び』では、《原事実の「新しい現在」の産み出し》の時の事と成ります。原事実に「向かう」恩師に対して、私の場合、

 一 原事実それまだにぞや「神共」の御光受けて輝かむ哉

となる場面「原受肉」であります。一番近い御方のお出ましの時が始まります。

 二 御神のお出ましぞ今その時ぞ甘へて待てや人の子汝や

右、御礼方々
お早うございます
IXIA!
延原時行」

(*鳥飼師メール便12/15,2017 8:53 AM: 「延原先生 お早うございます。新発田は雪でしょうか。連日の雪かきの季節、先生は万事上手に日々の生活のリズムにしてお過ごしのことでしょう。名古屋は晴れた朝で部屋に暖かな日差しが差し込んでいます。相方は神戸に帰っていて、こちらでは朝食を済ませて、何時ものように掃除と洗濯をして、パソコンに向かいました。先生のブログをUP出来ないのが残念ですが、先生からお送りいただいた昨日と今朝の先生の歌を味読しているところです。先生の『哲学の喜び』もこうゆうときには格別の「座右の書」となっています。お蔭様で一昨日の手術の後も娘は昨日は15分ほど両手など上手にリハビリをしていただいて、夕食も看護師さんがゆっくりとずいぶん長い時間をかけて、用意していただいた食べ物をほとんど食べることができました。あっぱれなことでしが。食後は大満足をしたのかすやすやと・・・。今日は相方もこちらに戻ってきますので、2時から7時までの面会にふたりでまいります。名古屋は11度まで気温が上がるようですので、市場への買い物もかねて、いつものようにぶらり散歩を楽しもうと思っています。いつも御加祷ありがとうございます。どうぞよい一日を!
御礼かたがた
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月16日)この時やの歌六

 一 この時や汝が賀川本活力ぞ溢れけるかな介護のためぞ
 二 活力のなくて如何にぞ愛娘いと近き神共に拝せむ
 三 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ
   (備考:復唱)
 四 我やしも近き御神仰ぎてや妻共痒み脱せし嬉し
 五 看護師さん手足もみてや御神に甘へたる人あやすや如し
 六 『哲学の喜び』こそや今の時核の狂気の裏からの燦

〇(12月17日)情や王座嬉しきの歌八首
 
(*拙メール歌12/17, 2017 10:47 AM:「鳥飼先生 お早うございます。情や王座嬉しきの歌八首:

 一 何よりぞ安心こそや薬なり指圧あればや近き神“共”
 二 親指と人差し指の付け根をば押せばいのちの泉げに湧く
 三 我妻や我の指圧を自慢して「名医あり」とはいと可笑しもや
 四 なべてにぞ満足ありて微笑あり病人なりの嬉しさこれぞ
 五 常のぞや多忙や去りて親子のぞ情や王座と如何に嬉しき
 六 我やしも日に三度ごと祈りてや「召されしも不離」思ひ溢るや
 七 親しきや朋友家族笑みや在り御神祝福如何に幸なる
 八 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ
   (備考:復唱)

右、今日もご快癒を御祈り申し上げます。
近き主にありて。
IXIA!
延原時行」

(*鳥飼師メール12/17, 2017 8:57 AM 「延原先生 お早うございます。新しい朝、名古屋は晴れていますが、先生の新発田は雪のようですね。手慣れておられるとはいえ雪かきは重労働、どうぞお大事にお過ごしくださいますように!娘の容体は落ち着いていて、土曜日は病院は閑散としていて、20人近いスタッフの方々が忙しくされている様子がわかるすぐそばでの部屋にベッドが置かれていますが、昨日はスタッフもいつもの三分の一ほど、先生に見習って娘の両足をもんでやったりして・・・家内と二人がそばにいるだけでも安心しているようで・・・。昨日は家内と共にぶらり散歩にでかけて、すぐ近くの長良運河に行き交う観光船の上客に手をふったりっして・・・ぶらり散歩は新しい発見もあって楽しいのですが、神戸の街にはたくさんの小さな公園があってブランコや滑り台がありますが、名古屋ではなかなか小さな公園がみちかりません。私はいつも公園のベンチに座って鳥たちの寄ってくるのを待つのが楽しみなのですが、ここではそれが出来ないのが残念です。それでも歩いているとカラスやセキレイムクドリメジロたちも目にすることができます。長良運河では川面に沢山の鴨たちが泳いでいます。娘の住宅は3階のワンルームマンションで3階ですが、朝は西日が差し込み、一人暮らしには快適で、夫婦二人でちょっとの間過ごすにはとても便利です。神戸でのいろんな仕事ハしばらく辞退させていただいて、歯医者さんなども延期してもらい、主たる居場所を名古屋に定めて…昨日は、このパソコンで新しくブログを発信できないか試してみましたが、やはり他人のパソコンではうまく進みませんでした。残念ですが、皆さんお待ちの先生の歌が暫く神戸に帰るまでおやすみのままままになってしまいます。日曜日の面会は午前11時からOKですので。これからぶらり散歩をして、バスに乗って病院へ参ります。本日もよい一日を!
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月18日)(* 12/18. 2017/月1:24「鳥飼先生 お早うございます。

     ホッとひと時の歌七首

一 日毎にや益々快癒感ずるの嬉しや嬉し愛娘笑む
 二 新しき朝と共にぞ新しき快癒賜はる恵みの御神
 三 ワンルーム別荘ありて幸在るや裏から見ゆるこの景色佳し
 四 人なるは何が無くともぶらりとぞ楽しみぞ湧く午後のデートぞ
 五 恐らくや突然の事故ありてぞや裏からぞ見よ共なる主言ふ
 六 恵みぞや恐き病中父母指圧ありてこそなりホッとひと時
 七 我やしも欠かさず祈る日々在りて召されし妻友微笑麗し

右、祈り中より
IXIA!
延原時行」)

(* 鳥飼師メール12/18 2017 8:58 AM 「延原先生 お早うございます。ご祈祷と共に新しい歌を有難うございます。厳しい寒さも続きますが、娘の容体は高熱はるものの日ごとに快癒しつつあることを感じます。本日は血液検査とCT,そしてMRIの検査もしていただくよていのようです。今日も午後2時からの面会に出かけて参ります。名古屋暮らしも板についてきたようで、別荘がひとつできた感じです。22年前の神戸の大震災の時には、知り合いが琵琶湖が牧野スキー場のところに素敵な別荘を持っていて、そこで数日過ごさせてもらったことがありますが、新幹線での往来はすこし大変ですが、娘のワンルームマンションがあるだけで随分と助かっています。友人からは新幹線の往復もJRの会員になれば幾らか格安になるよとも教えられています。今日もこれからご近所をぶらり散歩をしてきます。どうぞ良い一日を!
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月19日)神祝ひ給ふの歌五首

 一 我妻や突如御神の祝ひあり英文箴言God blessed the good dayとぞ
   (備考:2011年3月9日のことなり)
 二 かくありて英文箴言三十条精進はじむ人いのち映ゆ
 三 それまでの手柄話ぞもはやなく神祝ひ給ふ喜びやあり
   (備考:拙著『復活の省察[上巻]―妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』新潟・考古堂、2014年、63-67頁、参照)
 四 我今や夜を日に次いで『哲学の喜び』綴る命賭けたる
 五 核にぞやいのち賭けたる北と米狂気のほどや哲悦や燦
 六 人類(ひと)がぞや哲悦にぞや目覚むるや核狂い無し
 七 熱誠の友ら介護す愛娘裏から見るや神共笑みて
 八 新しき「命輝く」我が歌集名古屋版成る何の摂理か

(* 鳥飼師メール便 12/19, 2017 9:50 「延原先生 お早うございます。昨夜は新しくブログをアップしました。延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版で検索していただきますと、二つ出てくるかと思いますが、二つ目を開いていただくと出てくると思います。12月1日からの歌を納めさせていただきました。本日もこれからご近所のぶらり散歩に出かけて、午後2時からの面会へ・・・新発田は今日も雪でしょうか。どうぞお大切に!
鳥飼慶陽」)

〇(12月20日)祝福の日々の歌五首

 鳥飼先生

 一 御神の祝ひぞ在るや今日の日や発語その内なめらかならむ
 二 何よりも人如何にぞや撃たるるも裏から御神共に微笑ぞ
 三 かく詠ひ友達に告ぐ嬉しさや言ふに言はれぬ喜びの内
 四 毎日の出来事これや祝ひ事名古屋別荘嬉し嬉しや
 五 我が歌や名古屋版なるブログにて伝へむかなや祝福の日々

 おめでとうございます

 IXIA!
 延原時行

(* 鳥飼師メール便12/19,2017 9:47PM:「延原先生 この度新しくUPしたブログ名古屋版は下のサイトです。ご参考までに。
http://blog.hatena.ne.jp/keiyou1234/keiyou1234l.hatenablog.com/config/design/detail
娘の容体は、長く続いた熱も今日は平熱になり、血圧も正常になりました。当初、頭から髄液を抜いていましたが、次は頭からではなく、腰から抜くようになっています。そしてそれも御一両日中に、腰の管も抜いていくようです。まだ安心と いうわけではないそうですが、順調に進んでいるように思います。そして年内はゆっくりとリハビリを続けて、年明けそうそうには、髄液を整えるための頭の手術を行うことになる、という説明でした。まだ十分な会話ができるわけではありませんが、日に日によくなっている様子がうかがえます。私たちも名古屋での別荘暮らしも慣れてきました。ブログの「名古屋版」もできるようになって、大変喜んでいます.何時も何時もご高配ありがとうございます。ではまた。
おれいかたが。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月21日)祝福の風車椅子にの歌五首

(*鳥飼師への祝詞メール12/20 1:12AM:「おめでとうございます。

 一 我もぞや祝福の風感じつつ歌作りたり信子再来
 二 歌やありGod blessed the good dayとぞ車椅子にて食事嬉しや
 三 裏からぞ神共にます見たればや心に溢るげに微笑かな
 四 汝が父母の御神不思議眩しとや涙ながらに感謝尽きざる
 五 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ
   (備考:復唱)

感謝無尽!
IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師より深夜メール便あり12/20 2017 10:04 PM:「延原先生 御加祷と新しい歌、ありがとうございます。本日は驚くべきことに、娘は熱と血圧の正常化と腰の管が抜かれたこともあって、車椅子に乗って食事をいただくこともできるようになっていました。両手を縛られていたのも解かれていました。こうしてしばらく様子を見たいということで、明日はXP・CT・MRIの検査をしてゆく予定のようです。年末、年明けまでこのまま見届けながら年明けを見てもう一度手術に当たられるようです。今日は今日はほんとうに驚きの一日になり、うれしい日になりました。取り急ぎお礼かたがた。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月22日)真砂さま楽し楽しやの歌六

(* 鳥飼先生 昨日ふと家の祭壇の妻信子の写真を見ましたら、輝く笑顔が笑っていました。それで拙著『復活の省察[上巻]-妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びでこそ』新潟・考古堂、2014年、の見開きを見ましたら、在るじゃないですか、そこにも大きく笑いかけています。それはそれは楽しく嬉しく笑っています。これは、真砂さまを応援しての笑顔だな、と悟ったものだから、ようく眺めました。このごろ、日に三度のお祈りに召された人方のために「祝して下さい」と祈ると、どうゆうわけか心に大きな喜びをいただきます。召されしも離れずあるや思ふ時熱き思ひやげに溢れけり
 この人たちの熱き思ひの残された人方に笑顔とともに「元気でね!」と注がれていることを毎日痛感するようになりました。新しい覚りです。その中で妻信子の溢れる笑顔が真砂さまに「元気でね!」と注がれていることを私は毎日痛感しながら「御全快」を祈っています。その中から「真砂さま楽し楽しやの歌六首」今朝はお送りいたします。)

 一 まさごさま車椅子でのお食事は楽し楽しや神様も共
 二 貴女のねお姉さまはお優しくきれいな帽子下さった
 三 もうすぐねクリスマスにはその帽子かぶってめかしおめでとうとね
 四 あなたのねうれしいうれしい「ぜんかい」は御神様のげにプレゼント
 五 あさごとに四人部屋のお食事は仲良く嬉しくいただきましょう
 六 父母(ちちはは)がいらっしゃること一番ねうれしうれしよ何にもまさる

にいがたの延原先生から

真砂さまの「ぜんかい」を毎日お祈りしてます
では、御元気で
延原時行 12月21日夜9時45分

(* 鳥飼師メール便 12/21, 2017 8:35PM 「延原先生 何時も有難うございます。今日のぶらり散歩では、近くの「中川運河」の「ながら橋」で多くのオシドリ鴨たちやつがいのカワウたちにも出会いました。娘の面会では、本日より4人部屋に移されていて、車椅子に乗せられて食事をしたり、また車椅子に乗せていただいてトイレにもいくようになっていました。娘の姉(長女)は看護師をしていて、何かと相談に乗ってくれて助かっていますが、娘が手術で丸坊主にっていますので、手作りの帽子とパジャマなどをつくって、ただいま送り届けてくれました。明日はクリスマスプレゼントに持って行ってやろうと思っています。私たちはこちらでも、相変わらずの「トンチンカン夫婦」を演じていますが、夕方7時前に娘のマンションに戻り、夕食をすませたところです。10時ごろにはお風呂に入って11時には就寝、朝6時には起床という日常は、ここでも全くおなじです。これから娘のことを心配してくれている故郷の兄たちや長女のところなどに、本日の報告をしておこうと思っています。
御加祷に感謝しつつ。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月23日)バッテラとキツネ饂飩のどこがよいの歌

 一 リハビリの病院転じ我妻や食べ物論議楽しみにけり
 二 一番に好きな食べ物何なるか療法士とや競争夢中
 三 バッテラとキツネ饂飩が好きなのよどっちかでなく一緒に食べる
 四 これこそが大阪の味妻の言ふ療法士「なぜ」面白きかな
 五 夢中にやふたり話すやそのうちに仲良く成りて発語上達
 六 夢中にやなることこそや我知らず人との間好きになりけり
 七 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ
   (備考:復唱)
 八 神様の世界や可笑し面白し「夢中」なるほど癒され往くや

(* 鳥飼師メール便あり12/22, 2017 8PM:その内に「リハビリ専門の病院」に転院との事お書きでしたので、我妻「県立新発田病院」からリハビリ専門の「新潟県立リウマチセンター」に2011年2月4日転院した時の「面白いお話」をちょっと書きました。延原拝)

(24日)あらしめられて思ふ佳しの歌十首

(* 鳥飼先生 今朝「23日」の私の歌と今いただいた今日のお二人の出来事のメール便噛み合ってきます。

 一 神様の世界や可笑し面白し「夢中」なるほど癒され往くや
   (備考:復唱)
 二 我ら皆あらしめられて思ふかな思ふ故にぞ「我在り」ぞなし
 三 これをぞや絶対真理言ひしこそげにもデカルトなりし我知る
 四 車椅子解除有りてや乗る姿自然なりけりまたコンサート佳し
 五 「感動」やあらしめられて「いのち」をや感ずる姿絶対真理
 六 ことにぞや自転車の場所番号を想起せしことデカルト真理
 七 個別のや事象仲介なしにてや創作用のぞ被造者まこと
 八 『哲学の喜び』精読誠にぞ麗しくそも合致せる佳し
 九 『選集』や一巻上梓嬉しかな真砂さまとも嬉し嬉しや
 十 「夢中」なる姿誠や御神の世界や可笑し快癒のまこと

右、おめでとうございます
草々不一
IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師メール便12/23, 2017 8:53 PM:「いつも御加祷有難うございます。このところ少し微熱があり尿に血が混ざっているのが続いていて観察中のようですが、今日は残っていた一本の点滴も外されて、両腕やおなかを固定されることもなくなり、解除されながら車椅子に乗るすがたも幾らか自然になってきました。昼食と夕食を共にしましたが、80%ほどは食べていたようです。思いがけず今日は、病院内のホールで「クリスマスコンサート」が開かれて1時間半ほどの間、20人ほどの合奏団とプロのソプラノ歌手が美しいホワイトクリスマスやサイレントナイトなどの演奏と歌にも娘とともに出向いて特別の感動を覚えました。また娘の自転車が会社の自転車置き場に置かれたままでしたが、昨日娘が自転車の暗証番号を思い出してくれて鍵が開き、私は病院への行き帰りは今日から自転車で往復できるようになりました。片道30分足らずですがいい運動にもなりますし、買い物などにも便利になりました。さらに先程は『賀川豊彦著作選集』の第1巻「死線を越えて・太陽を射るもの」(この巻は「帯」ほか少々を助っ人したでけですが)が送られてきました。640頁近くの大部なものになりました。少々苦労した第5巻「賀川豊彦随筆集」も年内には完成予定です。本日もありがとうございました。
御礼かたがた
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月25日)快癒とは嬉し楽しの歌十首

(* 鳥飼先生 今日も拙い歌をお贈り申し上げます。12/24, 2017 22:06:

 一 快癒とは嬉し楽しの物語話せるからや一層嬉し
 二 別嬪さん言へば誰でも響きよし我妻のげに好みたるなり
 三 その姿身内の方に披露すやげにも誇らしこれ社会なり
 四 而してや社会の一員成りてこそ癒し味わう味や格別
 五 父さんがチャリンコ便利言ふならばそれうちのんやそうやおおきに
 六 我妻も父さん何でも皆やって呉れる嬉しい言ひしも嬉し
 七 我が一書座右に置かれありがとさん哲悦こそや人類(ひと)宝なり
 八 全巻や小見出し付けて飾りしやすると意味げに引き立つ如し
 九 この頃や召されし御方祈ればや強き喜び溢れにけりや
 十 それ在りて『復活』上昇顕著なりこれ天にてや大騒ぎかも

右、おめでとうございます
IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師メール便 12/24, 2017, 8:52 PM: 「延原先生 先生にはいつも心のうちに響き渡る日ごとの歌を有難うございます。深い慰めと平安をいただいています。お蔭様で今日もいっそう娘の別嬪さんの姿に出会えて驚いています。昨日は「クリスマスコンサート」に参加し、今日は午後の「デイルーム」(食堂)で「有馬記念」の武豊騎手のキタサンブラックの雄姿を観て喜んだりしいました。また、身内の人の面会もあったりして、日々快方に向かう姿をみてもらい、とてもいい一日でした。チャリンコに乗っての往復も、新しい景色が目に留まり快適でした。娘の容体も落ち着いてきましたので、ぼちぼちと近しい人への近況報告もしておこうと思っています。先生の大著『哲学の喜び』は、病院にいても「別荘」(娘のワンルームマンション」にいても「座右の書」として助けられています。御礼かたがた
IXIA!!
鳥飼慶陽」) 

〇(12月26日)「鳥飼真砂」神祝福に歌ふ歌九首

(* 鳥飼先生 12/25, 2017 23:26 「クリスマスの祝福の歌です:

 一 人如何に悲惨なるとも神祝す目口開きて車椅子佳し
 二 快癒とは一つとしてや御神の祝福ならぬ無し感動す
 三 この「感動」あらしめられて思ふ人宇宙全体一つなり此処
 四 社長さんその笑顔から父さんの車の虫の調子までなり
 五 真奈さまや看護師ならで専門智此処に貢献祝福のうた
 六 それあらば喜々としてこそ真砂さまリハビリ懸命なぜか汗湧く
 七 今暫し創作用こそ直ちにぞ被造者産みて「此処」や輝く
 八 これぞ見よ御神祝福物語「鳥飼真砂」此処に歌ふや
 九 我妻も添へし英詩や:God blessed the good day of self-reflection and self-dedication!
   (備考:延原信子『復活の省察[上巻]-妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』新潟・考古堂、2014年、63頁)

IXIA!
延原時行」)

(* 延原先生 12/25, 2017 9:22 PM: 「先生の越後は今日も深い雪でしょうか。名古屋は昨夜の久々の雨があったものの、今日も比較的暖かな一日で、お陰様で娘も順調な一日でした。面会は2時から7時の間ですが、今日から40分の時間をかけてリハビリの階に降りて頑張って来たり。思いがけず勤務先の社長さんが直々に見舞いに来ていただき、娘もびっくり、目をパチクリさせて感動するなど、刺激のあるいい一日でした。娘の自転車はどうも重いと思ったらムシが破れていてそれを交換してもらいましたらスイスイスイスイ。娘の姉(長女・真奈)は看護師をしていることもあって、一日の具合をほぼ毎日電話で報告して助言をもらっていますが、これも私たちには大いに助かっています。以上一言御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月27日)微笑人生の歌

 一 今日もまた御神祝福豊かにぞ与へ給へやげにやアーメン
   (備考:鳥飼師にメール、12・26、火曜日22:36)
 二 父さんのチョコレートとやミカンがぞ嬉しや嬉し特別にぞや
 三 ほんとにね歩けば楽になるんやがトイレ介助もげに有難し
 四 今迄は何でもできる思ひしが人頼ること学び知りたり
 五 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ
   (備考:復唱。「裏からぞ」=原受肉
 六 雪雪や誠ふるふるとめどなくそんな時には哲悦が良し
 七 ゆっくりと御神様と連れ立って裏から生きる微笑人生
 八 みんなでゃ食事ゆっくり食べるうちじんわり味もしみいる如し

(* 鳥飼師よりメール12/26, 2017 8:45 PM: 「本日も有難うございます。名古屋も雪が降るのではとの予報も出ていて少しへ込んでいる中、自転車で帰ってきました。先生のところは大雪の予報ですが、年末も深い雪で大変ですね。どうぞお大切にお過ごしくださいますように。今日は相方が久しぶりに神戸に戻って用事を済ましていますので、2時から7時までの面会はわたし一人出かけてきました。リハビリも両手両足などのほかにあたまの働きや発語などのリハビリも進められていました。食事は患者10数人が一緒にいただいていますが、ゆっくりとたっぷり時間をかけて食べています。今日はみかんとチョコレートを持っていきましたら、よろこんでくれました。今は四人部屋でみなさんも大変な状態の中治療を続けておられ、看護師さんたちの奮闘ぶり見ながら、いろいろと言葉を交わすのも慰められます。トイレなどの介助も親切で娘も喜んでいます。自分で歩けるようになれば楽になるのですが、歩けることも奇跡的なことだと痛感いたします。お礼かたがた。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月28日)哲悦時代新春の歌十二首

 一 雪降れどどうやら御神祝福の風が待て来る幸せの春
   (* 鳥飼師にメール便12/27, 2017 22:24)
 二 歩行器の介助登場びっくりこん車椅子がやそりゃあいい
 三 イヤホーンもいざ使ってねああいいよ真砂さまはや現代風ね
 四 スマホをば活用してのリハビリやさてや明日はや如何なる奇跡
 五 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば吃驚
 六 この宇宙御神御力滾々と溢れにけりや「原受肉」こそ
 七 「神共」が「太初」に内在なし給ふこれ「原受肉」イマヌエルなり
 八 これありて明日も御神奇跡かな祝福の風ふきますよいい?
 九 原事実「新しき今日」産みしかなびっくりこんの「原受肉
 十 我が新著いよよ完成新春や「核」に代へてや哲悦時代
 十一 何がやぞ新時代のや喜びぞあらしめられて思ふ哲悦
 十二 哲悦が時代の流れなりたれば核やすたれて鰻重人気

おめでとうございます
IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師よりメール便12/27, 2017 8:37 PM: [いつもありがとうございます。今日もびっくりしましたが、車椅子の代わりに歩行器を使って介助を受けながらトイレや食事に出かけるようになっていました。生来の吃音もあるのですが発語がうまくゆきませんので、娘の好きな中日ドラゴンズのことや松任谷由美の歌などを話題にしたリハビリも進められました。病室のテレビなどには興味を示しませんでしたが、今日はテレビを見たいというので、さっそくイヤホーンを求めて手術後初めてのテレビ鑑賞をして喜んでいました。明日から病院もリハビリなどお休みになりますが、娘の使っていたスマホなどもリハビリになるらしく、明日は充電をして持参するつもりです。相方も神戸から戻ってきて病院に来てくれ、娘も喜んでいました。娘(長女真奈)が我々への今年のお歳暮にといって上等なウナギを贈ってくれていたのを、相方が神戸より名古屋に持ち帰り、今宵はその贈り物のうな丼をいただきました。一日中雪交じりの寒い日でしたが、先生のところは連日の雪の中、いつもと変わらない天与の省察の歌三昧の暖かな日々、名古屋にもその妙味が伝わって参ります。
取り急ぎお礼かたがた
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月29日)御業謝するの歌十首

 (* 鳥飼先生、!2/28, 2017 23:42)

 一 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば御業ぞ
 二 久々に新発田の床屋おもむきつ拙著完成御業とぞ謝す
 三 幾星霜確かに力絞りてやなりしもの是我が業非ず
 四 この思ひ誠「空(から)」にて気持ち良し御業に微笑その外になし
 五 かくてぞや一仕事なすこと得たり後は死するや嬉し嬉しぞ
   (備考:後にぞや英文大著打つ故にその中で「死す」許されたしや)
 六 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)
 七 この境地誠我妻爽やかぞそれでこそなり笑み増しぞ佳し
 八 何故に傘寿越えてや黒髪のなびく哲悦嬉しくてこそ
 九 真砂さま悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば吃驚
 十 父さんや家族の役目それなりに重しと感ず御友ともあれ

右、御神様深謝
IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師よりメール便12/28,2017 8:34 PM: 「いつも新しい歌を有難うございます。今日もいろいろな出来事がありました。娘はあたまとからだのリハビリに打ち込み、昨日からテレビを観たり、スマホに熱中したり、職場の人が仕事納めのあとに見舞いに来てもらったり・・病院も年末年始には人手も少なくなっていくなか、家族の役目もそれなりに重くなるようで・・・今年の越年は、はじめてこの名古屋でということになります
昨日は、神戸の賀川記念館の機関紙「ボランティア」に連載中の「KAGAWA GALAXY」に新稿「新川の詩人・井上増吉」の入った12月号(第115号)が届いたり、この度担当させていただいた『賀川豊彦著作選集』の第三回配本:第5巻「賀川豊彦随筆集」が宅配便で届いたりして・・・
神戸から離れていてもこのネット時代はメール交換を重ねながら、結構しっかりと仕事ができるというのも本当に幸せなことです。娘の夕食を見届けて、美しい半月を見上げながら、チャリンコに乗ってスイスイ・・・夕食は暖かなおでんでほっこりと。雪深い越後の年の瀬、日々の雪かきなど大変でしょうが、どうぞお大切に!!
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月30日)相成れる時の歌十首
 
 (* 鳥飼先生、12/29, 2017 22:11)

 一 父娘(おやこ)がやとんだ病で顔合はせ神共にます人生の味
 二 たっぷりと昼食介助なしてこそ会話も弾み「今の時」知る
 三 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます知遇得たるや
 四 思へばやこの時ほどの「知遇」得し事なかりきや真砂と我ぞ
 五 人病(ひとやまひ)癒しや何処(いずこ)あるぞかな「神共にます」真っただ中に
 六 そのことを我ら全く知りもせず病は病治癒は治癒恐る
 七 我はしもいのちの際に妻の言ふ最高の幸「今や」知りたり
 八 何でやと問へば妻告ぐ「みなやって」呉れることこそ相成る奇跡
 九 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)
 十 我ら知る如何な時在れ本作りその真実や相成れる時

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師よりメール便12/29, 2017 8:32 PM:「先生の日ごとの歌には、特別に深い平安と励ましをいただいています。ありがたく深謝いたします。昨日は先生が散髪をされたと伺って、私も今日は午前中、病院に行く道の散髪屋さんでさっぱりしてきました。神戸ではいつも950円の格安の散髪屋さんに行っていますが、名古屋でも年寄りに1700円で綺麗にしてもらえるところがありました。いつもは髪に油などつけませんが、久しぶりに今日は丁寧に油などもつけてもらって、髪の毛もびっくりしておりました。
病院の方は今日から年末年始の休暇に入り閑散としていましたが、たっぷりと娘の食事などの相手をすることが出来て、とてもいいい一日でした。娘も今の状態がわかるようになって、だんだんと会話も弾むようになりました。今日は初めて病院のなかを売店や入口の方にまで車椅子でぶらりめぐりをしてみました。スマホやテレビ、特にスマホの効用はあるようで、看護師さんなどにも得意げな様子でした。
先程はこの度の『賀川豊彦著作選集』の残る二巻のうちのひとつ第2巻「死線を越えて(下巻)・空中征服」(550頁ほど)の校正ゲラが届きましたので、名古屋での念滅年始はこの仕事に打ち込みます。
いつもいつもほんとうにありがとうございます。
御礼かたがた
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

〇(12月31日)告白の時の歌八首

(* 鳥飼先生 12/31, 2017 22:54)

 一 「父さんね私共済掛けてるよ」告白また聞き我感心す
 二 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば祝福
 三 人がぞや独立独歩往く時や祝福の神待つや告白
 四 告白の時と言ふ物いと嬉し神と堪へたる時現るや
 五 人の時神共にます危機の中それならばぞや祝福嬉し
 六 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)
 七 底飛翔その時なべて告白の嬉し嬉しと御前御友と
 八 告白の時在りてこそ裏からや父娘とも見るや神共

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師よりメール便 12/30, 2017 7:44 PM: 「いつも新しい歌をお届けいただき有難うございます。年末年始の面会は午前10時から午後7時までといつもより長くなって、たっぷりと時間があって、相方とも手分けして、校正の時間にもあてています。今日は特に驚きましたのは、娘はあまり多くもない給料の中を共済の「保険」をかけていたらしく、初めてその事を教えてくれたことでした。大きな手術を重ねて、これからも長期入院になりますので、娘の生活には大きな支えになります。共済保険の制度を生み出すことでは賀川豊彦の貢献度は高いものがありますが、賀川を愛するわたしも、なんだか鼻高々な思いもいたしました。満月の近づく月明りのもとを、自転車でスイスイと帰って参りました。いよいよ明日は今年も大晦日ですね。良い年の瀬を!取り急ぎ御礼方々本日のご報告まで
IXIA!!
鳥飼慶陽」)


〇(1月1日)新春ひょっとしての歌十首

 (* 鳥飼先生 1/1, 2018 12:07)

 一 大いなる平安ありて「哲学の喜び」最終推敲に来ぬ

 二 ひょっとして人類史にぞ名をとどむ一書成るかな核時代止む

 三 核狂気だけが人類情熱か経済哲学悦びなるや

 四 一王朝支えるために核狂気人民されどげに闇経済

 五 哲悦や人類(ひと)先端の至福なりこれ在りてこそ生きる甲斐あり

 六 人がぞや重き病を患いて何処から生くる哲悦のそこ

 七 汝がぞやリハビリのほかなきとせよ笑みつつ成せばこれ「哲悦」よ

 八 汝がぞやあらしめられて思ふこと冒険ならば価値創造す

 九 地球のや皆が「哲悦」生きて見ろ核狂気では乱す風やむ

 十 創作用そも究極事性(さが)なすや無自性なるに大悲事(じ)に寄す

IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師メール便 12/31, 2017 8:36 PM;「今夜は大晦日、今年も厚いご友情、深謝申し上げます。青春時代から新しい冒険を後押しして神
学と哲学の喜びを御教示頂き、新しいものを産み出す妙味を共有させてもらってありがたき幸せに存じます。本日も午前10時から午後6時過ぎまで、昼食と夕食の場
面を含めて、患者の皆さんと看護師さんたちスタッフのみなさんの生活とお仕事ぶりを見ることができました。患者のご家族のみなさんも今晩も一番多く面会にお見えで
した。娘も日に日にからだもあたまも快癒に向かいつつあるように思います。誰に似たのか優しい気遣いもしてくれたりして・・・チャリンコの行き帰りは小雨で少々
濡れましたが,明日からの正月三が日、天候はまずまずのようです。

どうぞよい大晦日をお過ごしください!

御礼かたがた

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

〇(1月2日)鰤雑煮の歌十首

 (* 鳥飼先生 1/2, 2018 20:18)

一 元旦や白菜白味噌下地にぞ鰤(ぶり)の雑煮が誠よかりき

 二 而してや菊水御猪口一杯で結構推敲祝ひなりたり

 三 Cogito[我思ふ]や「あらしめられて思ふ」こそ真意輝く「仲介やなし」

 四 核狂気防衛論と見間違ふげにや哲悦極み撃つなり

 五 意識がや存在感謝発せずに対米防御向かひつ裸体

 六 知るべきは只今地球意識のや裸体化現象襲はれつあり

 七 西洋の近代はじめと仏教にゃ存在意識包みたるあり

 八 漸くに我悟りたり仏基のや対話持つ意義地球救済

 九 「哲学の喜び」今や人類史キー・ブックかな驚くべきや

 十 今年はや良寛講座「デカルトとあらしめられて思ふ良寛


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師メール便 1/2, 2018 8:12 PM「あけましておめでとうございます。只今、テレビではザルツブルグからの恒例のニューイヤーコンサー
トのライブが続いています。今年は名古屋での鑑賞です。入院中の娘の様子も快癒に向かいつつあって一安心です。しかし、暖かな病院からの帰路、寒中自転
車で帰り。帰宅してちょっとふらついて、ただいま大事を取っているところです。こんばんはお風呂もやめて、ゆっくりと眠ろうと思っています。おやじがたおれては一
大事ですので・・・・大好きなお刺身をいただき、お酒も少々いただきましたし、ニューイヤーコンサートを聴きながら、正月元旦の夜をすごします。本年もよろしく!

IXIA!!

鳥飼慶陽」)


〇(1月3日)人如何に悲惨なるとも裏からの時の歌十首

 (* 鳥飼先生 1/3, 2018 10:00)

 一 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にますこの時あの人

 二 この人の悲惨なる時あの人と違ふを看るや看護師の勘

 三 遂にはや絶後笑み増し不思議やも裏から見れば飛翔の場

 四 飛翔の場あれば御友と共往かむ天父の許へ直行嬉し

 五 我日夜祈りて召されたる人の喜色聞きては胸高まるや

 六 「召されても主に在りて不離」かく書けば心に熱きものぞ溢るや

   (備考:復唱)

 七 この頃や大分喜色を聴きたるやこの道御友ともゆきたまふ

 八 然る故「核恐怖」をも哲悦中「あらしめられて思ふ」術ゆく

   (備考:過日我友Gene Reevesとメール往復なしたるや:From Gene Reeves, 12/29, 2017 9:40 PM:”Dear Toki, Please see the attached letter, my annual missive, Hope you are well. I’ve been reading your papers with interest. Cheers, Gene” My response, 12/29, 2017 22:29, 2017 22:49: “Dear Gene, I appreciated your missive and I thank you for your appreciation of my papers. Quite recently I completed a new Japanese book, The Joy of Philosophy: In This Age of Change Why not Read Takizawa’s Reflections on the Ground? My idea is this: for you to get out of the nuclear phobia it is advisable to study anew Takizawa, Sartre, Descartes, and Whitehead together through and through; the joyfulness of philosophy will deprive us humankind of the nuclear passion and the economic passion in order for us to hope for a long Universe/Civilization/ History. Cordially, Toki” Gene Reeves’s response, 1”/31, 2017 3:51 PM: “I guess you are talking about Takizawa Katsumi, as he had some connection to the Kyoto School, but is largely unknown, even in Japan. You are forgetting that I am a Buddhist, and have no nuclear phobia.
The Lotus Sutra wards off all such phobias. I hope you have a great new year. Cheers, Gene” My response, 1/1, “018 21:05: “Dear Gene, Thank you for letting me know these things. If so, Descartes and Buddhism can go together toward the future beyond the present Nuclear Age. Concerning Takizawa, for the reason you mentioned, we need a special study for elucidating why and how he is a Barthian thinker while being a Christian-Buddhist scholar (see my “Principles for Interpreting Christ/Buddha: Katsumi Takizawa and John B.
Cobb, Jr.” Incidentally, Dr. Cobb gave me his wonderful ‘Congratulations’
regarding this volume.[風の便り、12月14日短歌参照]). Thanks a lot for your clarification. Cordially, Toki”)

 九 我が「原理」論文および「哲悦」本治癒の現場と関わりてあり

 十 問題や人類(ひと)文明の将来に光齎すものなるか是


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師メール便1/2, 2018 7:54 PM: 「正月二日目、午前10時前から娘の面会でゆっくる・たっぷりと・・・いろいろな経験をさせても
らいました。四人部屋で過ごして居られる皆さんの大変さと共に、看護スタッフの方々の仕事ぶりにも、大きく心打たれるものがありました。正月ということもあります
が、ご家族の皆さんも沢山お見えになって、昼食も夕食も特別に和やかで・・・娘のお世話になっている病院は救急病院で、次々と新しい方々が加わって、娘がはじめ
て目を覚ましたり、初めて食事を始めたり、日を追うごとに食事のメニューも変化していったり・・・・食事時でもまったく食も進まない方々や眠ってしまわれる方々へ
の、看護師さんの手慣れた素晴らしい対応に見ほれたり・・・・今晩は「満月」で雲間から顔を出したところで自転車を降りてカメラに収めたり・・・・今晩の夕食はま
たまた立派な丼(娘[長女]の贈り物)を、「ぶらりタモリ鶴瓶の家族に乾杯」の特別顔組を楽しみながら・・・。昨夜はちょっと体調を崩してお風呂にも入りません
でしたが、今晩は何時もの様にお風呂で温まってぐっすりと・・・・。

きょうもいい一日でした。御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)


〇(1月4日)祝福秘儀の歌八首

 (* 鳥飼先生 1/4, 2018 15:53)

 一 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます危機脱出ぞ

 二 これはしも我妻も得し祝福ぞGod blessed the good day /

of self-reflection / and self-dedication

   (備考:拙著『復活の省察[上巻]−妻と歌う:生くるとは深き淵から共々に甦ること喜びてこそ』新潟・考古堂、2014年、63頁:延原信子「英文箴
言:第一条」)

 三 次々と危機脱出を繰り返し御業にまこと追い抜かるるや

   (備考:拙著『あなたにいちばん近い御方は誰ですか―妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語」』東京・日本キリスト教団出版局、2011年、161頁:信子、人
工呼吸器無しで呼吸する実験に成功する。そして医師と「ぐーちょきぱー」成功する。現在の、真砂さんの快癒の快適なテンポは、あの時の、信子の奇蹟的快癒を想起さ
せる)

 四 これをしも我裏からぞ共にます御神癒しと讃えまつらむ

 五 現象の世界裏から快癒向け動かすものは「原受肉」なり

 六 恩師呼ぶ「原事実」にぞ内住しいのち齎す「神共」ロゴス

 七 人がもし世界裏から見るならば奇跡やあるやこれ「原受肉

 八 我ら皆あらしめられて思ふなりデカルト逆想「ergo sum」言ふ


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師メール便1/3, 2018 8:14 PM: 「いつも御加祷、ありがとうございます。お蔭様で正月三日目、娘の快癒も一歩一歩進んで、トイレに
もこれまでの車椅子、歩行器から、今日は手で支えられて歩いて行けるようになっていました。何しろ術後は体重が減り、足腰の筋肉がおとろえているので、ゆっくりと
その回復に努めて居るようです。これまでひとつひとつ危機を越えてここまできました。明後日には詳しい説明を受けて、今月10日にはシャントと言う手術をしていた
だく予定になっています。そしてこの年末年始の宿題の『賀川豊彦選集』の第2の校正作業も明日には完了させて印刷所へ送れる見通しも出来ました。本日の名古屋は一
番の冷え込みでしたが、しっかりと温かくして過ごし、体調も整ってまいりましした。名古屋は神戸よりだいぶん寒い場所のようですから、今度神戸に帰ったらダウンな
ど着替えをもってこなければなりません。テレビで予報を見ていますと、新潟はまだまだ大雪が続くようですが、どうぞお大事に御過ごしくださいますように。御礼かた
がた御報告まで。

IXIA!! 7:08

鳥飼慶陽」)


〇(1月5日)「ウン」でOKの歌六

 (* 鳥飼先生1/5, 2018 7:08)

 一 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます信ずれば微笑

 二 我妻や体痒しと大騒ぎ「近い方任し」「ウン」でOK

   (備考:新潟県立リウマチセンター、2011年春なりき。我妻痒みが出でて「痒い痒い」で大騒動。かけばかくほど体じゅう赤くはれ猶痒い。病院中が大騒
動。「ウン」と同時に一切静止。看護師さんたち集まりて、我に訊きたり、「どうしたんでしょう」。私が「一番近い方(神)に任しとき」と申しましたら、ノーちゃ
ん直ぐにそうしたんです。「へーえ」)

 三 我がぞや「任しとき」とぞ言ひたれば妻任したり笑みてやおわす

 四 看護師がかゆみ止めをば塗らんとす妻悠然と笑みてあるなり

 五 拙著にや『あなたにいちばん近い方』誰と書きしや瞬間の事

 六 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す

   (備考:復唱。「絶後」→「笑み増し不思議やも」是瞬間なりき!その意味や誠「深き低みの底ぞ飛翔す」なりき。我妻信子が2014年3月11日午
後2時25分に召されてからずっと「→」のままなり。これ底の底なる御友と飛翔なり)


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師メール便1/4, 2018 8:27 PM:「今朝の名古屋は晴れ渡って一番の冷え込みでしたが、午前中は久しぶりにご近所を「ぶらり散歩」をし
て、市場で買い物をしたり、校正ゲラを宅急便で送ったり・・・お昼はこれも久しぶりに外食をしてから病院へ・・・夜7時前に自転車で帰ってきました。娘はすこし何
時もの元気がなく一進一退、明日は担当医の先生から詳しいお話をお聞きする日になっています。夜病院の帰りに娘の手を握ると「痛い!」と小さな声を出しました
が、術後体重が激減して38キロのようでやせた手がいたむようです。やせたり筋力が衰えるのは早いのですが、回復するのはとても容易ではなさそうです。発
語の力も弱く気がかりですが、こうして一進一退しながら快癒に向かっていくのでしょう。四人部屋の同室のみなさんもひとりひとり大変な中を養生に努めておられま
す。学ばせられることがいっぱいです。昨夜はめずらしくつよいこむら返りがしてお風呂にも入らずに眠りましたので、今夜はお風呂で温まって、少し早めに眠ろう
と思っています。御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)


〇(1月6日)治らざるなしの歌五首

 (* 鳥飼先生 1/6, 2018 11:23)

 一 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます開け往く嬉し

 二 開け往く我らが人生喜びぞちょっと説明いただくだけで

 三 眺めよき部屋をそなへていただきてこれまた心開きたり

 四 父さんの帰り道をや案じてや娘心の求むや「ひかり」

 五 光あり心開きて喜びに如何な病も治らざるなし


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師メール便1/5, 2018 7:46 PM:「本日も御加祷・「今日の歌」有難うございます。厳しい寒さの中、今日も嬉しい出来事がありまし
た。予定通り担当医の先生からの説明を受け、当初今月10日にシャントという手術を受けるという勝手な思い込みをしていたところを、当日は手術ではなく大切な検
査をしていただくことの説明で、娘も大いに納得・安心して、昨日と違って発語も元気が出てきて、いつもは夕食が終わりベッドに戻るまで病院にいましたが、暗くな
る前に帰るように促し気遣ってくれたりしました。加えて、昨夜から部屋替えがあって、広い景色の見える明るい部屋になっていたのも、気分を爽快にしていたようで
す。次に転院する予定のリハビリテーション病院のことやその先のことなどにも話が弾みました。看護師さんには手を持ってもらって、病院内を一回り歩いて戻ったりも
して、表情も明るく得意げでした。嬉しい一日でした。御礼かたがたご報告まで。ありがとうございました。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)


〇(1月7日)哲悦デカルトホワイトヘッド統合論の歌七首

  (* 鳥飼先生 1/7, 2018 16:39)

 一 さていよよ我が仕事ぞやこれなるぞ『哲学喜び』地球焦点

 二 人類や核熱狂と闇経済没入なすも哲悦焦点注ぐや使命

 三 これなくば統合失調起るため核の武力と経済対立

   (備考:核経対立が文明危機の動因なり)

 四 人類やあらしめられて思ふ者感恩ありて創作用なせ

   (備考:人類使命論「神人共同」。「あらしめられて思ふ[考へるあいだある]」(デカルト);「感恩ありて創作用なせ」(ホワイトヘッ
ド:Dialogues of ANW, 366)

 五 創作用そも究極事性(さが)成すや無自性なるに大悲事(じ)に寄す

   (備考:創作用目的論「大悲」)

 六 「四」と「五」を思ひて成すや人類の哲悦極み有難きかな

 七 「神共」の「太初」に内住なくてぞやインマヌエルの働きぞなし

   (備考:三一神性内部の「神共」インマヌエルの「太初」に内住インマヌエルと化す。これ我の提唱する「原受肉」論なり。宇宙に「原受肉」(イエス
に言ふ「神の国の近づき」『マルコ』1・14-15)なくば、受肉=キリスト教なし。現在までの神学は、キリスト教発生の前提なる「原受肉」を知らず。従って動
力の原受肉を知らず。従って、インマヌエルの原事実を言ふが、実際には、インマヌエルの原受肉を知らず。我が「原受肉論」を哲学原理として言ふならば、『哲
学の喜び―ーチェンジの時代に、根底を省察する滝沢語録を読む。』に論述したる《原事実の「新しい現在」の産み出し》がそれなり)


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師1/6, 2018 7:47 PM: 「ご高配、深謝申し上げます。今日は土日の面会も10時前からたっぷりと・・・昨日から急に会話が弾むよう
になり、われわれのトンチンカンな話に、娘も笑い転げました。今日も夕食の始まる前に帰宅を促してくれて、早い帰宅・・・帰ると娘からメールが届き、そろそろ普
通のごはんとかビールなどが恋しくなってきたようです。こうして一歩一歩快癒していくのですね! テレビ鑑賞とスマホの求めは一歩前進でしたが、何よりも新し
い明るい部屋に代わり、担当医の先生からこれからの見通しの説明をお聞きできたことでした。表情もとてもやわらかくなりました。お蔭様でわたしたちも元気で過ごし
ています。寒さが続く中、先生もどうぞお大切に!!

御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)


〇(1月8日)究極的な人姿(快癒に付け創作用に付け)の歌三首

     (* 鳥飼先生 1/8, 2018 16:35)

 一 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます感ずや生きん

   (備考:これ、快癒の歌なり。「感ず」とは「恩に感ず」との事なり。御神汝を助けんとさる。その愛に感ずるなり)

 二 人類やあらしめられて思ふ者感恩ありて共創りなす

   (備考:これ、全人類のデカルトホワイトヘッド統合論的把握の歌なり。「あらしめられて思ふ」は近代の初めデカルトが直覚したる「存在+思惟」の直接
性のセンスなり。最初、これを彼「考えるあいだ我在り」と書けり。「考える故に」に非ずしてなり。これ、誠に重要なり。後に《ergo》の導入したる近代主義的災
厄を思へば、この点は誠に重要なり。サルトルは右のセンスを「仲介なし」の「絶対の真理」と述べたり。「仲介なし」とは形相によって媒介されざるもの、との意味な
り。ホワイトヘッドはそれを「(宇宙における)個的事実は被造者、創造作用は一切の形相の背後なる究極者にして、形相によっては説明不可能なり。而してその(創造
作用の)被造者達によって条件づけらるるものなり。」と説明せり(PR,20)。ホワイトヘッドは最晩年(November 11, 1947)「ひとがこの創造
的プロセスに参与する限り彼は神的なもの、神に参与なせるものであり、その参与が彼の不死性なるなり、彼のからだの死を越えて彼の個体性が生き残るか否かの問
題は見当違いの設定に帰するなり。彼の宇宙における共同―創造者としての真の定めはその尊厳、その壮麗なるなり。」と述懐せり(Dialogues of
ANW.366)。彼の重要語句「参与」(Partaking)と関連させて「感恩」の一語を我選べり。ここに、デカルトと統合成す場合の重要なる「端緒」在り
と我感ず)

 三 かくてこそ究極的な人姿快癒にもまた創作用にもあり


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師 1/7, “0!8 7:43 PM:「何時もありがとうございます。<延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)>「名古屋版」も継
続できてうれしく存じます。今日も病院で昼食を共にし食堂で全国大学ラグビー選手権決勝を満喫しました。来年はラグビーW杯日本大会もあり神戸も会場になりま
す。頭の働きも自然になりトイレにいくにも看護師さんに見守られながら(手を添えることなしに)行けるようになりました。今月10日の詳しい検査を経てその結果次
第では案外早くリハビリの専門病院に転院することになるかもしれません。お蔭様でわたしたちも元気で過ごしています。御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

〇(1月9日)デカルトとあらしめられて思ふ良寛の歌七首

   (* 鳥飼先生 1/9, 2018 7:54)

 一 今年はや良寛講座「デカルトとあらしめられて思ふ良寛

 二 我がのちを助け給へと頼む身は元の誓ひの姿なりけり

   (備考:良寛代表一首なり)

 三 人のぞや元なる姿弥陀仏の誓ひのままに成りて往く我

 四 これはしもホ氏や言ひしや御神と共創りなる参与のすがた

 五 近代の初めの悟りデカルトや「あらしめられて思ふ」とぞ知る

 六 誠ぞや炊くほどは風持て来るやままなる落ち葉我が境涯ぞ

 七 デカルトが考へる間に在りたるの絶対真理風とぞ良寛


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師 1/8, 2018 8:52 PM:「先生の新発田はいま深い雪でしょうか。敬愛される良寛さんにも似て、「越後の歌人」の妙味を日ごと
に詠い続けられるメルマガ<風の便り:延原時行歌集「いのち輝く」−今日の歌>をありがとうございます。新しい年:2018年は、英文・邦文の大著が新し
く産み出される大いなる喜びの年ですね。二つの大著の刊行を機に、先生の独創的な「延原哲学・延原神学」は、あらためて国内外で「傘寿を迎えた黒髪の哲学者・神学
者」としても注目を浴びることになりそうですね! 楽しみな待望の2018年のはじまりです!

 名古屋は一日中雨でしたが、午前10時前から午後6時過ぎまで、たっぷりと病院で過ごしました。食事の時を共に過ごしていますと、療養を続ける皆さんとも期せ
ずしてごく自然に新たな交流も始まったりします。娘とも笑い転げるほど面白い会話が進みましたが、夕刻ちょっと微熱が出ていました。明日から病院の面会は午
後2時から7時までになります。以上、御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)


〇(1月10日)感恩の日々麗しの歌八首

   (* 鳥飼先生 1/9, 2018 22:56)

 一 麗しや感恩の日々連続や快癒のあるやこれ祝福ぞなる

 二 御神の祝福下り喜びて生くる許さる讃美詠はむ

 三 さらばこそ日々(にちにち)捧げ汝が感恩記して生くる如何に楽しき

 四 我妻や「延原信子箴言」を創建みごと詠ひきりたり

 五 生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ

   (備考:拙著『復活の省察[上巻]―-妻と歌う』(新潟・考古堂書店、2014年)副題)

 六 いや果てや遂には微笑捧げてや生き抜き給へ真砂さまげに

 七 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ

   (備考:復唱)

 八 汝が人生御神祝福満つるほど汝輝きて快癒しめせや


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師 1/9, 2018 7:47 PM:「変わらぬご友情、深謝申し上げます。今日も午前10時前から夕食までたっぷり
と・・・。MRI・CT・XPなどの検査を終え、明日午前中にカテーテルを入れた検査が行われます。今日から食事も普通のものになり、リハビリも長時間になってき
ました。本人の指示を受けながら、楽しみにしていたスポーツ観戦やコンサートなどの予約もキャンセルしたり、傷病手当や保険類の手続きを進めたり・・・日常の生
活が戻ってきつつあることを感じています。この40日間ほどの時の経過は、先生の謳われる「感恩の日々」の奇跡の連続です。今晩は帰路イオンに立ち寄り、特製の
お寿司を求めたりして・・・

御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

〇(1月11日)全人類のデカルトホワイトヘッド良寛統合論的把握の歌七首

(* 鳥飼先生 1/10, 2018 22:42 「拙著『哲学の喜び チェンジの時代に、根底を省察する滝沢語録を読む。』は、一切の整備を終え、小見出し
を付し、只今完成いたしました。メール添付でご送付いたします。ただし、一番最後に、2018年1月8日の究極的な人姿の歌三首の内の、全人類のデカルト―ホワイ
トヘッド統合論的把握の歌と9日の良寛歌四首を付した九存じます。長い間ブログの作品として登場するため御尽力いただき誠に有難う存じました。心より厚く御礼
申し上がます。」)


    全人類のデカルトホワイトヘッド良寛統合論的把握の歌七首

 一 人類やあらしめられて思ふ者感恩ありて共創りなす

 二 人のぞや元なる姿弥陀仏の誓ひのままに成りて往く我

 三 これはしもホ氏や言ひしや御神と共創りなす参与のすがた

 四 誠ぞや炊くほどは風持て来るやままなる落ち葉我が境涯ぞ

 五 デカルトが考える間に在りたるの絶対真理風とぞ良寛

 六 この時代人姿をや哲悦の真中に見れば民族ファ脱す

 七 我と汝人姿をや哲悦の真中に見てぞ癒され往かむ

IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師 1/10, 2018 7:56 PM: 「今日は朝一番からの大事な検査があって、午前8時半前に病院に到着、夕食の時まで少々長めの面接でし
たが、検査も予定通り進み、検査後は明日まで片手が固定された不自由な体でしたが、お陰様で万事順調で、大きな節目を越えることができました。あたまとからだの機
能がゆっくりと回復してゆく様子を、これからも楽しみにしてすごしてまいります。大切な食事もきょうあたりからほとんど風通食になりました。リハビリもとくに重
視されているようです。本日の検査結果を踏まえて、これからのことが決められてゆきますが、ゆっくりとゆっくりと一歩一歩進んでいく、というのがいいように感じて
います。みょうにちの面会は午後2時からですが、新しい一日を楽しみにしています。いつも御加祷と新しい歌による励まし、ありがとうございます。御礼かたがたご報
告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

〇(1月12日)御業将にもの歌九首

(* 鳥飼先生 1/11, 2018 23:10)

 一 御神の喜び使信起りたる受肉のみなる事あらじげに

 二 我信ず起りつつある御業のや全貌ありて快癒ふくまる

 三 かく見れば御業全貌『原受肉』呼びて称へむ愛の御心

 四 「神共」のロゴス「太初」に宿りてやイマヌエル来如何に嬉しき

 五 「神共」のロゴス無尽ぞ「原事実」未来孕むや真砂さま為

   (備考:これ、『原受肉』恩師言ふ「原事実」横溢なさる故なり)

 六 恩師はや深き低みに在りてこそさらに落ちぬと宣ひしぞや

   (備考:『純粋神人学序説』274頁、参照)

 七 されど我日々祈る毎召されしや人方喜々と歓呼さる嗚呼

 八 まだまだにこの宇宙にや『原受肉』嬉し嬉しの、御業将にぞ

 九 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師 1/11, 2018 7:31 PM: 「新しい年の初めに、大著『哲学の喜び』の完成原稿、おめでとうございます。先生の大学における『哲
学』の名講義は、かつて貴重な録音テープを戴いてお聴きして満喫させてもらいましたが、本書の出版後は、再びこれをテキストにした新しいご講義を、敬和学園大学
はじめとして各大学において切望されるものと思われますが、是非それにお応えいただきたいと思います。併せて本年は、先生の英文の大著も仕上がりま
す。2018年は先生にとって、国内外で黒髪の姿でね。大きく羽ばたかれる特別の年になりますね。今日も娘の面会で病院で過ごしましたが、嬉しいことに検査結
果が良好で、来週16日には近くのリハビリテーション病院への転院がきまりました。明日は転院先の病院に出向いて手続きなど済ましてくる予定です。思いを越える快
癒ぶりに驚かされています。夜病院から戻りましたら、『賀川豊彦著作選集』全5巻のうちの残る二つの巻(第2巻『死線を越えて下巻・空中征服』と第4巻『少年平和
読本・キリスト兄弟愛と経済構造・魂の彫刻』)の最終の校正ゲラがどっさりと届きました。嬉しい仕事をしながらの面会が続きます。取り急ぎ御礼かたがたご報告ま
で。

IXIA!!

鳥飼慶陽


〇(1月13日)飛翔なすほど壮麗やなしの歌十首

(* 鳥飼先生 1/12, 2018 21:49)

 一 我や問ふ受肉十字架完結し罪赦さるる基教真理か

 二 あるいはや「原事実」ぞや完了し救ひや全き真理かや

  三 完結ぞ嬉しもやとも感恩の共創りなす喜び如何

  四 もしもぞやこの喜びぞ欠くるなら基教真理の不足や大ぞ

  五 何故に一切御神なす故に完全真理我ら寄与なし

  六 今迄の基教真理や欠くるもの共創りのや喜びぞげに

  七 ホ氏の言ふ[共創り]ぞや[壮麗]ぞ我らが[参与]輝きてあり

   (備考:ホ氏November 11, 1947に言へり:”In so far as man partakes of this creative process does he partake of the divine, of God, and that participation is his immortality, reducing the question of whether his individuality survives death of the body to the estate of an irrelevancy. His true destiny as co-creator in the universe is his dignity and his grandeur.” (Dialogues of ANW, 366). He died December 30, 1947, his 87th year.)

  八 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す

   (備考:復唱)

  九 笑み「底」ぞ御友と「共」も共創りなしつ父へと飛翔せる哉

  十 かくあれば快癒の限り尽くしてや飛翔なすほど壮麗やなし


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師 1/12, 2018 7:25 PM :「今朝の寒さは格別で洗濯物もすぐに凍ってしまいました。先生に置かれましては、越後の大雪のなか、大
著の産み出しに向けた、喜びのとしはじめですね。こちいらも娘の転院先(リハビリの専門病院)の訪問や娘との愉快な語らいーーとくに長い入院の間にのびた手足の爪
切りがまだ自分では難しくその手伝いをしたことが特別に嬉しかったらしく「ありがとう」と言ったりして―ーも面白く、いい一日でした。そして今日は知り合いに勧め
られて「JRジパング」の入会手続きに必要な「証明写真」を撮る初体験も致しました。いくつになっても新たな体験は続くものですね。今晩はこれから頼まれてい
る「校正」に打ち込みます。御礼かたがたご報告まで。お大切に!

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

〇(1月14日)「核」と「哲悦」の時代に運ばれつの歌十首

(* 鳥飼先生 1/13, 2018 9:49 PM)

一 二度となき時の移ろい快癒にて神に運ばれ知るぞ嬉しき

 二 我もまたその痛快さ知る一人大雪のなか哲悦満喫

 三 今と言ふ時や誠に人類や危機対峙なす「核」と「哲悦」

 四 我やしもよくも「哲悦」学びたり危機だけならば喜びやなし

 五 ほっこりと大著二冊を抱えてや大雪の中温まりけり

 六 突然に突き抜けるはや哲悦の鋭き先端感恩ありて

 七 人類やあらしめられて思ふ者感恩ありて共創りなす

   (備考:復唱)

 八 恩師言ふ「原事実」こそ厳然と否勇躍と「新時代」産む

 九 その底に底の飛翔ぞありてこそ危機も笑みもて超ゆる御方

 十 デカルトが考へる間に在りたるの絶対真理風とぞ良寛

   (備考:復唱)


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師 1/13, 2018 7:54 PM: 「何時も有難うございます。今日も雪、雪、雪のなか「省察と発見の時」を過ごされて「新し
い歌」が生み出されたことでしょう。お蔭様で私たちも健康を保たれて娘との語らいを楽しみました。12月1日に「救命救急センター」に入院して「急性期病院」で劇
的な快癒をけいけんさせていただきましたが、間もなく(1月16日)には「回復期病院」(リハビリ病院)に転院することから、残り少ない今の病院での生活を惜し
む一日でした。救急で運ばれた病院は広大な敷地を持つ最新の立派な建物で拠点病院になっていますが、遠く伊吹山なども望めて、病室も食堂もゆったりとしていて、記
念に写真に収めたりしました。病院の中に喫茶(食堂)やコンビニもあって、そこには郵便ポストも備えられています。医師、看護師・スタッフの皆さんも充実して万事
行き届いたいました。転院の引継ぎも・・・・。

御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

〇(1月15日)白菜のごとアーメン籠めての歌八首

 (* 鳥飼先生 1/14, 2018 21:25 )

一 何処にや往くとも常備自転車や全快祝ひ特別ウナギ

 二 鳥飼家祝福の品聞くにつけ我が家の品は白菜ぞ今

 三 大雪で極寒なるや越後今されど負けぬは白菜の故

 四 何が今一番楽しみなる言へば白菜故に「めしうまし」哉

 五 朝からぞ白菜味噌汁いろんな具入れてぶっかけ飯旨しげに

 六 白菜や昼も晩もや「新味」あり何程か似る「アーメン」祈り

 七 真砂さま益々元気絞り出し白菜の如「アーメン」籠めて

 八 白菜とアーメンや合う何にもや正に哲悦人類(ひと)の宝よ


(* 1/14, 2018 7:44 PM:「今日は、明後日リハビリ病院への転院予定で、その準備を兼ねた一日でした。自転車に乗ってあっちこっちへ、病
院に持参するものを整えました。今日まで45日間暮らした「急性期病院」といわれるこの快適な病院が、娘の命を救っていただいた特別の場所ですので、何とも名残
惜しいやら・・・看護師さんたちとも色々と話が弾み…「全快祝いには特別のウナギを御馳走する」などと娘が言い出して腹を抱えて笑ったりして・・・・昨日パンクし
た自転車も修理して大活躍!! いい運動にもなりました。神戸でも「ぶらり散歩」とチャリンコに乗ったお出かけも大事な日常でしたが、名古屋でもよく歩き、チャリ
ンコでもあちこちと走って、だんだんと「わが町」になってきました。明日は、お世話になった病院、最後の日です! 御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

〇(1月16日)祝福の日の歌「45日奇跡の日嬉し」八首

(* 鳥飼先生1/15, 2018 22:32)

一 御神の御祝福のありてこそ此度の転院恵まれしかな

 二 これ誠45日奇跡なりご一家あげて真砂さま燦

 三 明朝や嬉し最後日すっきりと着替へいそいそタクシー往くや

 四 あたらしきリハビリテーション病院に経過説明受つ邁進

 五 神祝ひ人喜びて真砂さまこの日うきうき快癒道往く

 六 我ら皆さらに祝福満ちてぞやもろ手を挙げて汝が幸祈る

 七 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます信じ祝福

 八 祝福といふ言の葉の如何にぞや麗しきかなこの日ありてや


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師 1/15, 2018 8:17 PM: 「今日は昨年12月1日から45日間、娘が奇跡の生還を遂げて、たっぷりとお世話になり、明日は新た
に近くのリハビリ病院に転院する最後の日でした。ソフトクリームを食べたり、シャワー入浴もあたり、明朝はすっきりと着替えなどして、午前中にタクシーで転
院(初めの予定では車いすに乗って介護タクシーを利用することにしていましたが、普通のタクシーで可能だということで)します。娘の姉も兵庫県丹波市
ら来て付き添ってくれるようです。担当医の先生と担当の看護師さんからの、この間の快癒の経過と今後について、行き届いた説明も受けました。よくもここまできたも
のだと感慨ひとしおです。ゆったりとした食後の後、今大好きなテレビ番組「鶴瓶の家族に乾杯」がはじまっています。今日も恵まれたいい一日でした。

御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

〇(1月17日)リハビリや生活リズムの歌十首

(* 鳥飼先生 1/16, 2018 21:36)

一 日常の生活リズムそのままにリハビリ励む回復期いざ

 二 我妻や同様にいざGod blessed the good dayとや励みけり

 三 遂にぞや英文箴言三十条完遂せりや楽し楽しや

 四 此度のや真砂さまのや奮起のや物語にや信子激励

 五 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ

   (備考:復唱)

 六 I am not a philosopher but I know the philosophical world; This is the core of Christianity.

 七 何で我I know the philosophical world言ひしそりゃ“I am not a philosopher”言ひし故よ

 八 これこそや死の数日前我らがや交はしたるこそ会話なりしや

   (備考:2014年3月8日の事ぞ)

 九 その時や介護氏言ひし「頭のやリハビリげにも完成期」とぞ

 十 これこそはげにも栄えある物語リハビリ日常生活リズム


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師 1/16, 2018 7:29 PM: 「今日の名古屋は暖かな一日でした。朝9時ごろに病院に着き、会計を済ませて、遠路長女も到着して親子
勢ぞろい。お世話になった病院のスタッフの皆さんにご挨拶をして10時過ぎには、転院先のリハビリ病院へ。すぐに病院の医師とスタッフの方々から詳しい説明をいた
だいてリハビリが始まりました。面会は午前10時から午後8時までになっていますが、午後6時ごろまで病院にいて、かえってきました。これまでの急性期病院におけ
る日々とは違って、この回復期病院では、日常の生活リズムの中でビシビシとリハビリに励む生活です。これから毎日面会を続けながら、また多くのことを学ばせていた
だきます。今日も自転車で行動しましたので、入院に必要なあれこれの買い物などの便利屋さんの役割を果たしてガンばりました。自転車をこぎながら、道端に咲くスイ
センやロウバイの花などを見つけては、自転車を止めてカメラに収めたりして・・・・。(スイセンの花は、先生のご著書『あなたに一番近い御方は誰ですか』の表
紙を飾りました)。明日もまた楽しみです。御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

〇(1月18日)命尊き値無尽の歌十四首

(* 鳥飼先生 1/17,2018 22:57)

一 命のや見守り在りて汝がいのち今日の日もそも恵まれむとは

 二 命とは不思議なるかな「見守り」の主のおはしてや在る一事こそ

 三 「ご飯がやおいしいよ」とぞ真砂さま転院はじめ感謝感興

 四 人生は感恩ありて共創り悠然たるや御神不思議ぞ

 五 仕事もやこの非常時に恵まれて「賀川先生」生くる嬉しや

 六 名古屋での介護保険の申請もその時や在り今の僥倖

 七 この日にや稲垣博令夫人91歳寒中状あり

   (備考:京都出会いの家旧館長令夫人にいます。懐かし)

 八 いのちはや「御神の命」尊きやいかばかりぞや値無尽も

 九 今年のや良寛講座「デカルトのあらしめられて思ふ良寛

 十 デカルトが考へる間に在りたるの絶対真理風と良寛

   (備考:此度完成せる我が大著『哲学の喜び チェンジの時代に、根底を省察する滝沢語録を読む。』の末尾に記したる一首なり)

 十一 誠ぞや炊くほどは風持て来るやままなる落ち葉我が境涯ぞ

   (備考:もう一首)

 十二 人類やあらしめられて思ふ者感恩ありて共創りなす

   (備考:さらに一首)

 十三 核時代脱却なすやほかならずあらしめられて思ふ哲悦

 十四 我と汝人姿をや哲悦の真中に見てぞ癒され往かむ


IXIA!

延原時行

(* 鳥飼師 1・17、2018 7:56 PM:「何時も有難うございます。神戸の大震災では多くの大切ないのちを失いましたが、あれからずっと今日ま
で大きな命に護られてともに歩み続けてこれたことをありがたく感謝する一日でした。そして『賀川豊彦著作選集』全5巻のうち残る二巻(第2巻と第4巻)の校正も本
日中に終えて、明日には宅急便で印刷所へ送れる段取りとなり、先程担当の方へ連絡することもできました。娘のリハビリ病院二日目も快調で、ご飯も格別に美味しいら
しく、四人部屋も気に入っているようでした。たっぷりとリハビリをして御風呂にも入って・・・・。こういうことがなければ娘との親密なかかわりもできなかったこと
をあらためて感謝しています。先生の日々の歌の中に、こんなにも嬉しいことばを盛られ続けていただけることも・・・。明日は名古屋の区役所へ介護保険の申請をして
こようと思っています。初体験ばかりで、いい勉強になります。御礼かたがたご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

〇(1月19日)主よ護りませの歌五首

(* 鳥飼 1/18, 2018 22:54)

一 何時ものやご報告メール今日はなし心配やげに心配ぞかし

 二 願わくば主よ護りませ鳥飼師ご一家真砂さま快癒日々

 三 今日はぞや名古屋区役所介護保険申請の日よ道危なきや

 四 今日の日もご飯や旨き日や成るか祈らずしてやおれぬ我なり

 五 今迄の四十五日奇跡日やリハビリ病院快癒給へや


IXIA!

延原時行

〇(1月20日)原受肉嬉しの歌七首

鳥飼先生

(* 1/19,201822:18、昨日の沈黙在りて、その可能性如何なるものなるも、我が哲学思想滾々と出でたるなり。仮令いかなる悲劇を含みたるものなる
とも、宇宙かくなるべしとの哲悦なり。)


   原受肉嬉しの歌七首

一 この宇宙只中にぞや絶矛盾「神共」「太初」原受肉嬉(よ)し

 二 嬉しやと滾々と湧く喜びやなにゆえやなし出で来たる哉

 三 永き間に基教受肉の原事実太初のロゴス信ぜしが飛翔

   (備考:今迄の基教は受肉とその原事実なり。これからの基教は「飛翔」なり)

 四 かくてぞや原事実産む「新現在」これあらばこそ将に哲悦

   (備考:我が哲学原理《原事実の「新しい現在」の産み出し》なり)

 五 哲悦やあらしめられて思ふとも感恩ありて共創り往く

   (備考:Dialogues of ANW, 366)

 六 感恩やホ氏の言ひたる”We perish AND are immortal”永久の真理よ

   (備考:PR, 351,82)

 七 原事実厳然たるにとどまらず「新現在」を産みてぞ飛翔

   (備考:厳然たるは恩師の「原事実」の性格なり。原受肉は「飛翔」なり)


IXIA!

延原時行

(鳥飼師 1/19, 2018 7:36 PM: 「変わらぬご友情、有難うございます。娘は転院して4日目、スタッフの方々のお話でも見違えるほどの変化の
ようです。このところ娘は歌手のユーミンに熱中していて毎年新潟の苗場で2月に開催されるコンサートのチケットをゲットしていましたが、残念ながら行けなくな
り、チケットをほかの人に譲る手配もできてほっとしていました。今はリハビリを進めながら介護保険のことや退院後の自宅のこと(現在は3階建ての住宅ですので、一
回に住める住宅を探すのかどうか)や傷病手当の準備もありますが仕事復帰がどうなるかなど「回復期」の嬉しい諸課題があり、娘の意向にそってゆっくり探っておりま
す。明日はできるだけ早く神戸に帰って、家内はかかりつけの眼科や内科の診察があり、私は地元のNPO街づくり神戸の会議に参加してきます。12月6日に帰ってか
ら久しぶりですので、積もる仕事が山積みですが、ブログの「神戸版」も整えてきます。21日(日曜日)の昼過ぎには娘のところに戻ってくる予定です。御礼かたがた
ご報告まで。

IXIA!!

鳥飼慶陽」)

寫眞も少し収めてみます。

[f:id:keiyousan:20171215101