延原時行歌集「命輝く」(第2923回)(一番町さんさん花壇)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
10月29日
創作用冒険併せ如何に燦たるの歌十二首
一 もしもぞや原受肉がや成りてのち「太初」臨めば如何なるやそも
(備考:『ヨハネ』1・1a+b、これ我が思索のロゴス論的出発点なり。「神共」ロゴスの「太初」内住即ち「原受肉」成り、これ我が学の最先端なり。さて、そこからなり。
二 この問を受けてホ氏ぞや実在の冒険による変転答ふ
(備考:面白きは、ホ氏の『観念の冒険』末尾(AI, 295)にありとは、我が独自の読みなり)
三 原受肉成りたる「太初」実在ぞ冒険ありて一切復活
(備考:「神共」ロゴス「太初」にぞ原受肉成り、実在初めて確立せりや。実在確立ホ氏「創作用」(Creativity)で以て捉えるなり。これですべてなるか。否、冒険の登場あるなり。此処からホ氏生涯の後半の哲理の展開に入るなり。もはやこの世(太初)における哲理たる「創作用」を彼論ぜず、この世のあの世(復活世界)への変転の「冒険」を論ずなり。原初神に代わりて帰結神前面に出づるなり。さて?)
四 今やこそ「プロセス」原意今生の復活生へ変転含意
(備考:もっぱら『観念の冒険』AI, 295熟考す:"In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into the Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.”)
五 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
(備考:この今生の復活世界への変転の考察に関して、先駆け我妻「笑み増し」奇蹟を詠ひたる歌これなり。ここでは、ホ氏の「transmutes into」に該当する概念は「飛翔」なり。何故なるか。「深き低み」(恩師の根底世界を表す言葉)の「底」(実在)の展開成るが故なり)
六 創作用そも究極事性(さが)成すや無自性なるに大悲事に寄す
(備考:復唱。拙著『平安ありて平和なる』の絶頂を飾るわが形而上学短歌なり)
七 前半や「創作用」のや究極事性(さが)成す事理や述べし一節
八 後半やこれ「冒険」の一節や「無自性なるに大悲事に寄す」
(備考:もはや一般的形而上学の範疇を脱し、ホ氏の言ふ「Providence 」(摂理、PR, 351)の世界(即ち復活世界=冒険)を詠ひたるなり)
十 ホ氏思想創作用のみならず冒険ありて完成ぞ成る
十一 創作用原初神のぞ調和述ぶ然るを冒険帰結美に満つ
十二 両者をぞ併せて誠調和(Harmonies)のぞ調和(Harmony)なりけり如何に燦たる
(備考:Cf. AI, 296)
昨日も自宅にこもって頑張りました。あと一歩です。facebookの若いお友達から「出版された電子書籍を買い求めましたよ」という嬉しいご連絡をいただいたりして・・・・
いつものように午前と午後と夕食の後のぶらり散歩も欠かしませんでしたが、今回はめずらしく猫ちゃんに出会いませんでした。昨日の写真は、ただこの数枚だけでした。