延原時行歌集「命輝く」(第2220回)(酷暑の中、日陰の猫たち・・・)

                      

         延原時行歌集「命輝く」(第2220回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(221−6)
延原信子物語の歌、昨日の歌、一書をばの歌、原事実刷新の歌、ロゴス論奥底の歌、古稀フォトの歌、復活歓喜の歌、摂理の歌、今朝の歌、誠嬉しやの歌、今生さだめの歌、真中の歌、日々佳しの歌、驚きぬの歌、御文嬉しもの歌、何処にもの歌、我悟る:Pentecostal Visionの歌、今日も我の歌、熱誠の我が友二の歌、御友発見一大事の歌、御友神学奧所の歌、いかで今の歌(2015年7月1日〜10日)。

          〇(7月6日)今生さだめの歌六

   今生に終末完成なき故に欣求助走ぞ畢竟さだめ

   今生や欣求助走と申せしは甦りこそ本走なれば

   無明とは今生終末なすことよ諸々反論出ずるその元

   反論や要らぬ事とて近き神なべて任せば絶後笑み増す

   「ノーちゃんや反論要らぬ近き神なべて任せや」痒み止まりぬ
(備考:新潟県立リウマチセンター:2011年2月4日〜6月13日にてのことなり。我かく言はば妻直ちにかくなせり。痒み消えたり。病院中の驚きなりき)

   驚きぬこの時よりぞ妻転機箴言修行一途励むや

               真中の歌八首

   驚きぬ我妻絶後笑み増すや岸辺の主共真中にぞ在り

   これをぞや仏師は還浄宣ふや弥陀佛います御国往くとぞ(備考:良寛禅師詠へり:我ながらうれしくもあるか弥陀佛のいます御国に行くと思へば)

   真中はや今生非ず絶後にや岸辺の御友共いませばや

   人如何に悲惨なるともその底に御友いますや真中の誠

   絶後笑み真中の誠詠ふ歌如何に歓喜の高まりゆくや

   絶後笑み輝きにけり真中にて滅して不滅「て」の誠是(備考:ホ氏言ひたり:”We perish and are immortal.” [PR, 351, 82] “and”真中の君、御友の事なり)

   我妻の絶後笑み増し不思議やも宇宙真中に御友ますなり

   真中とは消滅界と不滅界繋ぐ間や御友脈々

              日々佳しの歌十首

   昨日や聖良歯科にて教へ子と妻絶後笑み語り尽くせり(備考:中村ドクター夫人けい子さん我が敬和学園大学開学以来の哲学社会人聴講生なりし。時に再会、ドクターと共に鼎談喜びなり)

   御復活妻笑み通し語るこそ尽きぬ喜び我甦る

   友方や甦りしや我やこそ御友我妻のみならず言ふ   (備考:何故なるか。我若くなりたる故なりと聴く)

   我妻の御友と共に笑む幸を語りつ書きつ暮す日々佳し

   友方の笑みつ語るを聴きつつや此処にも御友御姿拝す

   中巻や御友我妻のみならず宇宙復活中心と述ぶ   (備考:エペソ1・10、熟読参照)

   かく語り笑みおるうちに心にぞ暖かき雪実に降りしきる

   夜にはやブログ掲載謝し論ず熱誠友と宇宙復活

   御友はや我愛するか訊き給ふさらに在りなむ一切帰一   (備考:ヨハネ21・15→エペソ1・10、熟読参照)

   愛こそや御友へ献ず真心ぞいかで万物含まざるやと

              驚きぬの歌一首

   驚きぬ佛基対話ぞ今の世に不可欠なりと拙著上昇(備考:拙著『仏教的キリスト教の真理ーー信心決定の新時代に向けて』(京都・行路社、1987年)急上昇、只今アマゾンにて193,801位なり)


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今朝も上の歌に加えて最新の「今日の歌」を収めます。

延原さんの「御友神学」で詠い続ける毎日の新しい歌は、猛暑の中の天来の涼風です。いま注目を浴びる独自の「エコ神学」は、宇宙の復活を告げる歓びの歌を帯同して、ますます快調です。


        〇(8月3日)原爆とエコ神学の歌二十首

   米国が原爆二回落とせしや悲惨の限り以来罪責

   罪責を逃れんとぞやするならば自らをぞや神とするなり

   恐るべき自己欺瞞はや核の持つ人類精神破壊魔境ぞ

   この魔境遁れんとせる米国人ひとりふたりと日ノ本帰化

   これはしも人は人なる良心の在処求むるゆえぞこそなれ

   人はそもオバマ弱腰大統領呼ぶも知るべし魔境の苦悩

   人類よ広島長崎三度目を犯す恐怖や抑止力なり

   知るべしや和平憲法他ならぬ広島長崎ありてぞ力(備考:「平和憲法」と我呼ばず、「和平憲法」なり。平和未だ来たらず。和平のプロセスを地球人類ゆくべし)

   我らはぞ本土決戦心決め五千万人消へんとせしぞ
   (備考:これ誠、七十年前、昭和20年8月15日正午の真実なり)

   玉砕の光景あらばと戦慄しトルーマン氏や原爆決意
   (備考:勿論、米軍死傷者も厖大ならむも)

   真珠湾報復言ふは口実ぞ五千万人玉砕恐し(備考:真珠湾報復の原爆投下、ダレスもアイゼンハワーも反対せしも、トルーマン決行せり。真珠湾攻撃の無謀さも十分反省されねばならぬ)

   大君や「国体護持シ得テ」こそやポツダム宣言受諾せしとや
(備考:昭和20年8月15日正午玉音放送告げしはこれなり。即ち「民の心」を国体となし、「これ護持するの決意固めし」とのことなり。「護持」とは「生きよ」とのことなりーー「時運の趨く所、堪へ難きを堪へ忍び難きを忍び・・・」

   民や「死す」君や「佑くや」この一瞬これぞ日ノ本至純の初め

   米中ソなにゆえ靖国恐れしや国民(くにたみ)命捧ぐ見しゆえ

   オバマ氏の世界の警官あらずとや言ひし時にぞ米覇気死せり(備考:民の「一心」と指導者の「護持」見られぬ限りのこととて)

   されどもや米国民の情熱やエコ神学に今やあるなり
(備考:厖大なる自然環境の死滅配慮せざるべからず。この宇宙的命法、国際法の無視、民族の辱め、等々の否認をを含むなり)

   我もぞや一文書きて友方と一書秋には出ださんものと(備考:Roland Faber and Santiago Slabodsky, eds., Conviviality: Prospects and Challenges for Peace in a Multireligious Community [Lexington Books, forthcoming]に拙論"The Problem of the Two Ultimates and the Proposal of an Ecozoics of the Deity: In Dialogue with Thomas Berry and Sallie McFague”寄稿す)

   我やそも佛基対話を基軸にぞベリー論をば徹底せしも(備考:Thomas BerryのEcozoic Eraの時代論をDivine Ecozoicsなる形而上学的エコ神学に深化せるもの拙稿の主旨なり)

   思へばや絶対無のぞ場所にぞや至誠なる神西田に承けし

   敗戦の日の静まれる一瞬やエコ神的に此処に在らむか





「夏の朝曇り」といいますが、窓から望む今朝の六甲の山並みは、ぼんやりとしています。


上の写真は、昨日、市場に行くためはじめて外出をしようと、散歩靴をはいて玄関を出ると・・・猛烈な暑さに驚いてしまいました。

この猛暑をカメラに収めようと、まず太陽を避けて、廊下から我が山・高取山をパチリ、そして猛暑に霞む六甲の山々を・・・。


神戸は、京都や大阪と比べて、いくらか暑さは少ないのですが、幸いにも、11階の高層住宅に吹き込む、快適な涼風は格別で、「まるで軽井沢のようだ」とひとりごちして・・・。

毎日のこの酷暑の中でも、クーラーが必要になるのは、就寝の時だけ・・・、省エネには貢献しています・・・・。


本日の写真は、昨日の「日陰で涼をとる猫たち」・・・近くの広場の雑草たち、・・・そして年中暑さ寒さを超えて、仲よく群れて暮らすスズメたち・・・仲良しスズメの一枚・・・多くのスズメたちがもぐり込んでいる一本の樹――それは今回新たにみつけた、もう一本のこぶしの木――の、色づいた実を、また数枚を収めます。


今朝も窓辺に、一羽のスズメがやってきて、なにやは話しかけて、さっていきました。